銀座猫事情  2012年6月


 佐山泰弘さんの個展を銀座のボザール・ミューに見に行った。毎年恒例の個展だ。佐山さんにことわれば撮影は可能だが最近は遠慮している。そこで佐山レポート代わりにちょっと散歩して銀座の猫スポット?をまとめてみた。


   ボザール・ミュー(美有)
 言わずと知れた老舗猫専門画廊。1984年オーナーの宮地さんによってギャラリーオープン。ほぼ週替わりで猫に関する作家の個展や企画展が開催されている。毎年定期的に個展を開く作家も多い。

     
 二つとなりの資生堂ビルは建て替え中 これがボザール・ミューが入るビル  個展の看板が表に出る 
   

ボザール・ミュー
中央区銀座7−5−15 銀座蒲田ビル4階
ソニー通り沿い(並木通りと外堀通りの間)
03−3571−0946

http://www.art-miu.com/

 



  しいちゃんとみいちゃん
 ボザール・ミューといえば地域猫の「しいちゃん」と「みいちゃん」。佐山さんの題材となったこともある。このしいちゃん実は猫の手帖に載ったこともあったのだ。今まで知らなかったが、先日買った「日本全国 ニャン遊記」を見ていたら出ていた。平日は1階の蕎麦屋「いけたに」で世話になり、土日はボザール・ミューの宮地さんがエサ当番のようだ。
 このしいちゃん、昨年の秋にケンカで左目を負傷した。化膿してきたので眼球摘出の手術を受けたということなのだ。車の通りも多いのでみんな心配したようだがちゃんと左右を見て道を渡り、元気で不自由なくいつもと変わらぬ生活をしているようだ。なお本名は新猫の新ちゃんなのだそうだ。
 なお「みいちゃん」という三毛猫もいるが今回と見かけなかった。

     
 行き倒れではない  死んでいません   ほら向きが変わった!
     
   左目の茶色は地毛  猫の手帖で紹介されたしいちゃん
過去の「しいちゃん」と「みいちゃん」は
こちらから


 2007年のしいちゃん
   2008年のみいちゃん
2009年のしいちゃん
2011年のしいちゃんとみいちゃん
2011年冬のしいちゃんとみいちゃん


   
   2007年12月のしいちゃん 2011年12月のみいちゃん 




 コイコリン(Coi Corin)
 銀座といえば、この石の猫
 銀座4丁目交差点にある三愛ドリームセンター。1963年当時はまだまわりに高いビルも今ほど多くなくひじょうに目立ったようだ。そういえばまだこのビルに入ったことがなかったな。開業当時の映像や画像は三愛ドリームセンターのHP出見ることができる。またコイコリンの解説もあり。
 なおビルの設計者は中野サンプラザや文京シビックセンターの設計者の方だそうだ。

 コイコリンももうすぐ50歳。ずうっと銀座の交差点で街並みの変貌を見つめてきた。一時は目立たずだれにも振り返られずちょっと恵まれない時期もあった。しかし今は違う。看板つきでいろいろな所で紹介されている。でも花屋とカフェのところにいるのでちょっと撮影は気を使う。

 コイコリンに関しては「ねこれくと」の以前の報告から引用しておく。
 『それならば、銀座のコイコリンはどのようないきさつがあるのだろうか。昭和38年、株式会社三愛の方が三愛ドリームセンターの建設時に銀座の名所になるように置かれたらしいのです。コイコリンという名称は正式にこの作品(それぞれ1体ずつ「コイコリン ごろべえ」、「コイコリン のんき」となっているようで、コイコリンという名称自体は恋をもとにした響きのいい造語のようだ。銀座三愛といえば数寄屋橋からそう遠くない。まさか、「君の名は」の真知子と春樹、それとも昭和36年(1961)「銀座の恋の物語」の直後の制作なのでこちらか?地域の話題を大切にしている流氏だけに、このあたりの話が元になっているように思えてならない。
 はたして真相はいかに、一度伺ってみたいものだ。』

     
4丁目交差点(右は和光ビル)  三愛ドリームセンター  もうすぐ築50年
     
コイコリン のんき(♀) コイコリン ごろべえ(♂)  猫の手帖に載ったコイコリン
   
制作者の流さんのプロフィールや
他の作品は「ねこれくと」
=^・^=ひとり旅Part2のこちらから
「北海道で流政之の作品を見に行く」 
新宿「玉ちゃん」を見に行くwithコイコリン考


 




 銀座のニコンプラザに猫が現れた
 ストラータ・ギンザの1・2階でニコンのショールーム、写真ギャラリー(ニコンサロン)、セミナールーム、サービスカウンターを備えた複合施設。以前はミヤマ商會の近くにサービスセンターがあったが、こちらに移動して複合施設となったため、新宿のサービスセンターよりこちらに問い合わせることがことが多くなった。
 今回登場した黒猫は全部で5匹おり、おそらく一定期間でまた別の物に張り替えられるのではないかと思われる。その時はこの画像はアーカイブ行きですね。

   

ニコンプラザ銀座
〒104-0061
東京都中央区銀座7-10-1
STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1・2階

 
 ニコンプラザ銀座    
     
 ここに2匹  視線が合った  忍び足
     
 ここに1匹  ここにも2匹  見つめられた




 猫おじさん
 日曜日で中央通りが歩行者天国となると、何が目的かはわからないが仔猫連れでみんなの注目を引くおじさんがいた。別に里親捜しをしているわけでもない。まぁ目的が何にしろ注目を浴びることには間違いない。
 猫の散歩はあまり見かけないが、犬の散歩はけっこう多い。

     
 中央通り歩行者天国   人の輪ができる 
     
   何ヶ月くらいかな?  


   

 銀座猫
 夜間人口の少ない銀座だが、けっこう猫はしたたかに暮らしている。夜動き回る猫にとっては夜間人が少ないという点は意外にメリットなのかもしれない。
 ノラネコではあるが避妊手術をして地域猫として定住している猫も多いようだ。

     
 今回撮影した猫くん。
しいちゃんではない
2005年12月蒲田ビルのとなりにあった
段ボールハウス。オーナーは白黒の猫 
 
     
 段ボールなし 2006年6月  2007年12月の段ボールハウス  2008年12月の段ボールハウス耐寒仕様 
     
 2006年銀座某所 ノラが住んでいます 

 でもどちらにしろノラネコにとっては生き延びていくのは厳しい世界なのである。