「ウチの猫(こ)展5+作品展」を見に行く (2008年12月7日)

 年末恒例のボザールミューの佐山康弘さんの個展を見に行く。本日は最終日。この「ウチの猫(こ)」展も今回で5回目を迎えた。
 ビルの前に到着すると、ちょうど中から佐山さんが出てきた。「すぐもどってきます」。ちょうどギャラリーには誰もいなかった。ゆっくり鑑賞できる。しかししばらくすると続々と人が入ってきて、それほど広くない室内はあっという間にいっぱいになってしまった。人の出入りにも波があるようだ。

DMが来ました いつものメニューね
今回も豪華絢爛猫家族の集合
                      右の佐山さんが手にしているのが「ねこぷに」

 最初のころと比べるとこの個展もかなり進化しているということだ。それぞれの猫の色彩や模様だけでなく、骨格に違いや性格に違いまで制作していて学ぶところが多いのだそうだ。
 どんな猫の制作が難しいのだろう。難しいポーズがあるのかと思ったら、四つ足で立っている姿が粘土が重みに耐えられないので難しいのだそうだ。あとは顔に小さい種類の猫は目の大きさとのバランスが難しいとのこと。猫から日々勉強させてもらっているということでした。
 制作依頼者からのコメントもいい。コメントと写真、それに作品が一体となって物語を作っている。
 最近は招き猫からちょっと離れてしまったという佐山さんですが、この生き猫シリーズともいえる「ウチの猫」展はまだまだ続いていきそうだ。

メロ君ならこんな感じになるのか? オッ!大家族
この視線がたまらない
やはり全体的に洋猫が増えている感じがする
定番商品はその場で購入できる

 そういえば、佐山さんが漫画に出演しているそうだ。10月28日発売なのでちょっと前になってしまいますが、猫コミック誌(何ていうのがあるんですね)「ねこぷに6」にあるのだそうです。「人生を変えた猫」というタイトルで、佐山さんが何故この世界に入ったかがわかるエピソードを漫画にしたものです。
『ねこぷに6』は(株)メディアックスで発行しているそうです。

 今回は定番商品で瀬戸で買い損なった「ズリズリ」を注文してきた。

 1時間以上遊んでしまった。外に出ると行きにいたご近所猫のミケの姿はなかった。銀座のど真ん中でネズミを捕って遊びながら、人間と共生してしたたかに生活しているようだ。

ボザール・ミューのご近所猫。いつもの場所にキャットハウスがあった