「ウチの猫(こ)展3」を見に行く
 (2007年9月2日)

 銀座の猫ギャラリー「ボザール・ミュー」に佐山泰弘さんの「ウチの猫展3」を見に行く。前回の「ウチの猫展2」は開催日を勘違いしていて見逃してしまった。今回も北海道に行っていたので最終日となってしまった。

 さて、ボザール・ミューの前に到着すると猫がお出迎え。人慣れしていてさわらせてくれる。後ろの看板には「この地域の野良猫には、避妊や去勢施術を施してあります。野良猫は短命です。温かく見守ってください。」とある。地域猫として見守られながら生活しているようだ。この猫は今日は休みだがとなりの蕎麦屋でエサをもらっているのだそうだ。
 この企画も今回で3回目になるが、70組以上の依頼があり、完成まで時間がかかってしまっているのだという。完成まで時間がかかるのでいったんモデルの募集を中止しているとのことだが、この日も写真持参で制作依頼者が来ていた。

 となりの蕎麦屋でエサをもらっているらしい 蕎麦屋は今日はお休み
ギャラリー入り口 今回の案内状

 どの猫もウチの猫(こ)していた。この手の作品は飼い主以外、猫の細かい仕草やくせがわからないのが難だが、それでも猫共通の仕草は見て取れる。それを見ているだけで楽しい。見ているウチに自分の家の猫もモデルにしてもらいたいと思わせる企画である。

ウチの猫してるかな
やるやるこんな仕草

 今回は「からくり1号」のミニチュア版を制作してもらうことにした。佐山さんのからくりシリーズの記念すべき初回作品のミニチュア版だ。模様はメロ君に似た猫にしてもらった。1ヶ月ほどの制作時間がかかるとのことだったが、急がないので12月の個展の際に受け取ることにした。完成が楽しみである。

 左の「からくり1号」を注文してしまった

 12月の個展は「ウチの猫」以外の企画になるような話だった。「あっ、やるやる」という猫の仕草を表現するのが上手い佐山さん、次はどんな猫を見せてくれるだろうか。
 ちなみに、からくりものは最近まとまって見るチャンスがなかったが、12月(だったかな?)にまとめて横浜(だったはず)でまとめて展示されるのだそうだ。もっとも一部はお子さんのおもちゃになっているようなのですが。