北海道の招き猫たち その4
中標津の看板ネコ
中標津は今までよく通っていたのに気がつきませんでした。比較的遅い時間帯に通過することが多かったからかもしれません。国道沿いにありますが、バイパスを通らず市外へ入らなければいけません。
デザイン的にはなかなかよくできているのではないでしょうか。箸で麺を上げている手と、招いている手がうまくマッチしています。残念ながら店は休業だったので味はわかりませんでした。
左下の写真は看板の後ろに太陽を隠して逆光で撮影したため、あまりいい色にはあがっていません。右下の写真が実際の色に近くけっこう派手で目立ちます。
ラーメン屋の看板ネコ (逆光で色悪し) |
順光だが影が入ってしまった。 色の感じはよく出ている。 |
美深町石材店のネコ
これも去年はなかったはずです。美深町は私の北海道旅行(避暑)ではホームグラウンドにしているところで今年もキャンプ場に2週間ほどテントを張ったままでした。美深市街の国道40号沿いにある長谷川石材工業の展示場に墓石にはさまれて客寄せに置いてあります。最近は石材店に石の招き猫が置いてあることが多くなりましたが、この猫は目が印象的だったので紹介しました。正面から見るとほぼ2等身でかなり頭でっかちです。材質は御影石で表面はよく研磨してあり、目を拡大してみると撮影者が写っていました。
正面から見るとかなり頭が大きいが | 後ろ姿はごく普通の招き猫 |
猫足昆布
根室地方には猫足昆布と呼ばれる昆布があります。前から気になる存在ではありましたが、今年招き猫をトレードマークとした猫足昆布を見つけました。
解説によれば根の部分が猫の足のように見えることから名付けられたと言うことで、「色丹昆布」とも呼ばれているそうです。根室・納沙布の太平洋沿岸と北方四島沿岸に分布し、昆布漁最終期の10月ころ採取されているということです。
残念ながら、購入した昆布には根の部分がついていないので猫の足に似ているのかはわかりません。別に「猫足昆布の根」も市販されていましたが、これも細かく切ってあったので、かろうじて猫の指を思わせる形が残っているのみでした。
市販されている猫足昆布は何種類かありますが、招き猫印は根室市の「北商」が出しているものです。なお、招き猫の上には『美味招福』の文字が。
納沙布名産 | 『美味招福』 |
おまけ
ねこのたまご
以前「ねこまくらぶ」で話題になっていた、お菓子の『ねこのたまご』です。何とか招き猫らしきものを見つけて、このページに載せたかったのですが残念ながら見つからなかったため、「おまけ」として載せておきます。
私の北海道避暑旅行では美深とならんで釧路近辺は第2のホームグラウンドとなっています。その釧路でよく行く大型書店の向かいに2年前に開店しました。もの自体はクリーム大福といったところでしょうか。かなりいろいろな種類を食べましたが、まだ全部は賞味していません。もっぱらふだん買うのは「ラムレーズン」「抹茶」「ごま」といったところでしょうか。要冷蔵なのでクーラーボックスがないと旅行中の持ち歩きは厳しいです。少しの時間の持ち歩きなら冷凍物もあるのでそちらを買うのも手です。クーラーボックスに入れておけば、経験的に賞味期限(生まれてから3日)の間は問題ありません。おみやげにするならチルドパックで郵送してしまった方が手っ取り早いです。
けっこう北海道各地で購入できるようですが、釧路の3店舗以外では限定された種類しか置いていないようで、全種類(20種類)+季節限定品を食べようと思ったら、やはり釧路市内の店舗に行くしかないようです。
詳しいレポートを書くつもりでしたが、「ねこのたまご」のホームページを見ていただいた方が歴史や種類などもよくわかるので、そちらをご覧ください。北海道以外の催し物の予定なども掲載されています。(下のバナーをクリックしてください)
なお、招き猫と関連づけるため、店員の方に招き猫のポーズをとってもらおうと思ったのですが、あまりにもまじめそうな方でしたので、話を切りだしそこなってしまいました。
左 ねこのたまご曙店 右 トレードマークのねこたま |
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左 6個買うとかわいいパッケージに入れてくれる 右 パッケージの中 |
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左 これが「ねこのたまご」。一つ一つ包装され、種類を示すシールが貼ってある。 右 包装をあけた「ねこのたまご」。ちなみにこれはラムレーズン |