web日記ねこれくとHP版
2006年 8月
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8月31日(木)
ネコ逃げる
       
 今日から出勤。今ひとつ気合いが入らない。やはりアウトドアの生活に慣れてしまうと都会生活は疲れる。昼前にトロッコ王国から連絡が入った。うちのお客さんOさん一家が今年も訪れたのだとか。明日から仕事なのに大丈夫なのだろうか?でも短い休みを使って王国を訪問してくれるのはありがたい。
 帰りがけにネコを見かけた。いつもの白ネコ君は見あたらず、かわりのトラネコ君である。写真を撮っていると地震があった(神奈川では震度4)。けっこう揺れたがこのネコ君には予知能力はなかったらしく揺れはじめてからあわてて逃げ出した。さすがに頭を手で覆う
ことはできないが、低姿勢ですばやく避難する様子はなかなか感心なネコである。
 帰宅してからトロッコ王国で貰ってきたラムズイヤー(子羊の耳)というハーブを植える。

8月30日(水)
ボーッ
 気温はそれほど高くないが蒸し暑い。今日はいろいろと後始末をする予定だったが結局何もやらず。
 トケイソウが伸び放題で大変なことになっていた。
 今年もとなりの保育園のプールが終了した。


8月29日(火)
無事帰る。パソコンダウン


 今日は1日洋上でゆっくり。帰りのフェリーは行きとは違ってみんな何となく寂しそう(もちろん北海道から本州に行く人もいるのでしょうが)。

 19時過ぎに大洗に到着。空気が生ぬるい。今回の旅は北海道を5000km程走った。トロッコ王国に長くいた割には走行距離が伸びている。

 やっと家に到着。それにしても自宅まで100km以上走ってフロントガラスに激突して死んだ虫は2〜3匹しかいなかった。北海道なら今ごろ虫の死がいだらけになっているはずだ。
 トロッコ王国に帰宅のメールを出そうとパソコンの電源を入れたが立ち上がらない。何ということだ!ビープ音がするだけで画面の表示も出ず、起動できない。調べてみると2枚差しのメモリーの1枚が不調のようだ。1枚だけさしてやっと起動することができた。
 寝室があまりに暖まりすぎて暑いので1階の和室で車の中の寝具をそのまま持ってきて寝る。


8月28日(月)
やっぱりあわただしく


 朝はゆっくり、美深アイランドを散策。涼しいし、静かだ。初めて公園内にあるタワーに登ってみた。近くにある休憩広場のバネ仕掛けの遊具がかわいい。大人の体重にも耐える。そのとなりの骨の形をした遊具がおもしろい。バネの上にボードが付いていて、骨の関節部分に立つとバランスが取れるが骨の部分に乗るとなかなか揺れが止まらない。足腰を鍛えるにはよさそうだ。

 道の駅「びふか」でバイオトイレ発見。トロッコ王国のバイオトイレも表示次第でけっこうみんな関心を示すかもしれない。

 今年の乗り納めは10号車。スピードは出ないがひじょうに安定感がある。ビデオ撮影には最適だ。ぶれ防止機能が付いたビデオカメラならピタリと静止するだろう。アクセルを固定すると手放し運転ができる。自動運転(?)にしてフロントバンパー部分に乗りゆったりと風景を満喫。トロッコの初心の感覚だ。ただし力は出るがスピードは出ないのでフルスロットルでも片道20分。混んでいるときには申し訳なくて出せない車両だ。
 昼過ぎに休み時間を利用して昨日の実習生が友達とやって来た。限られた時間の中での乗車だったのでまた次はゆったりと乗ってください。

 朝、トロッコに乗って出発するはずだったのが、例年の通り「はまなす」で昼食を食べ、結局15時の出発になってしまった。来年こそはと思っていても結局同じことの繰り返しになってしまいそうだ。
 預かって貰う荷物をすべて越冬場所に格納し、今年もお世話になった「はまなす」にお別れを言い(またトマトと串カツ・コロッケのセットをもらってしまいました)、トロッコ王国ともしばしの別れ。あとはMさんお願いね。
 王国で聞いた比布で売りに出されているという家を探しつつ、南下するがやけに道が混んでいる。札幌に到着すると暗くなっていた。すすきので教えてもらったラーメン屋で夕食を食べ、予定していた古本屋にも寄れず、あわただしく苫小牧へ。途中の雨ですっかりフロントガラスに付いた無数の虫がワイパーの部分だけ。きれいになった。
 23:45予定通り苫小牧出航。今年の北海道避暑旅は終わった。


8月27日(日)
念願の2階建てに乗車
 今日はベースキャンプ撤収。春日部ナンバーのお隣さんから声をかけられる。今月いっぱいはここにいてそれから移動するのだそうだ。
 王国は今日もいい天気。朝からにぎわっている。今日は説明をしながら、原稿書き。そしてカヌーとテント乾し。暑い 。今日は北海道へ移住してしまったMさんも稚内からやって来た。
 気動車を運転をする。少し慣れてきた。来年は気動車のインストラクターをやりそうな雰囲気だ。
 キャンプ用品一式をボックスに詰め、カヌーといっしょに預かって貰う。1年間のお別れだ。
     撤収前  昨夜遅く着いた自称「掃除係」のMさん

 運行終了後、みんなで14号車に乗る。やはり2階建は気持ちがいい。説明で「枝にぶつからないように気を付けてください」としゃべっていたが、まさに枝を除けながら乗車だった。
   
大の大人も楽しめる2階建て14号車、
スタッフの3人

 しっかり仕事のローテーションに組み込まれたMさん  こっちは北海道に移住してしまったMさん
 薄暗くなってみんなでゆったりしていると近くの牧場に実習で来ている大学生が散歩にやってきた。何でも今日やって来たのだという。接待役の掃除係Mさんのコーヒーで足止め。明日からの実習頑張って!
 Mさんと帰宅途中、井上食堂に寄る。
 これはMさんのチャンポンです  井上食堂のカツ丼
 井上食堂最後で最後の夕食。大きなカツと下が見えない卵がのって680円は安い。安くて量の多い井上食堂があるので、最近はすっかり調理をしなくなってしまった。それでは「また来年」と店長に声をかけ今年の井上食堂通いも終わった。


8月26日(土)
ゆったり仕事
 キャンプ場は霧がかかっている。途中で写真を撮りながらゆっくり出勤。トロッコ王国まであがっていく途中で快晴になった。天気はいいが意外にお客さんは少ない。
 倉庫の壁面に描かれていた絵が完成していた。いずれは倉庫全面に描かれるらしい。


 今日の昼食は「はまなす」の冷やし天ぷらうどん、夕食は井上食堂のトンカツ定食A。
 井上食堂にはメニューにはないがステーキがあるという話を聞いていたのでその存在をたずねたが、「アメリカ産の牛肉が入ってこないし、オーストラリア産は固いし、和牛だと高くて家の店に合わないし・・・」ということで今はないらしい。残念!


キャンプ場に戻ると家族づれのキャンパーが増えていた。明日来てくれるだろうか。


8月25日(金)
さわやか、夏の北海道

 大気が大きく入れ替わり、乾燥した大気に包まれた北海道はさわやかな晴天。初めて北海道らしい天気になった。気持ちがいい朝、塘路湖付近を散歩。久しぶりに郷土館のあたりまで森林の中を散策する。だれもいない。
 今日は移動日。細岡から釧路湿原駅を通り岩保木に抜ける。朝早いこともあり、他の車がいないので気持ちがいい。岩保木水門で一休み。かつて釧路川が新釧路川と分断されてしまったところだ。

 釧路市に出ると丸井今井の建物が見えた。釧路で唯一の百貨店だったが先日8月20日に閉店し、釧路市内からデパートがなくなった。
   
 上茶路経由の白糠線の跡を通って帯広へ。札幌で聞いた弁慶で豚玉丼を食べる。帯広へ2回行くというのも最近は珍しい。上士幌でポテトチップスを1箱仕入れ、十勝三股へ。
 かつての十勝三俣駅のあったところは草に覆われ、その位置さえわからなくなっていた。かろうじて植木が駅舎近くであることを物語っている。
 晴れているのであの山並みがよく見える。アイヌも和人も考えることは同じであるらしい。あの山とはピリベツ岳と西クマネシリ岳の二つの山を指しています。見ればわかりますね!?アイヌ伝説の地でもあるそうです。
 かつての十勝三俣駅前  伝説の山 やっぱり若い女性か?!

夜9時ベースキャンプ到着。飛び込みで温泉にはいる。

 Mさんさらに遅れて道東から帰還(したらしい)。


8月24日(木)
コタンのスモモに会いに行く
 今日も天気がよい。コタンの湯につかる。ここは湖面が近く気持ちがいいところだ。朝早いと中島の湖面付近に蜃気楼が見える。これはあまり知っている人は少ない。かつて明け方風呂に入っているとクッシーを見かけた。正体は・・・。なるほどきっとこのようなものからクッシー伝説が生まれたのだろう。(正体はいずれ・・・)

 露天風呂近くの芝地にあるスモモの木に会いに行く。これも毎年恒例に儀式だ。年によって実が多かったり、熟するのが遅かったり見ていると楽しい。「来年まで元気でね」と声をかけたくなる。この芝地は20年くらい前はテントがたくさん並んでいた。お盆の頃は張り切れないくらいだった。キャンプ場ではなかったが管理者の好意で開放(というより自由に使わせていた)して、流し場もあったが芝を荒らされてしまい、それ以降キャンプは禁止になった。やがて流し場もなくなってしまった。スモモの木とはそのころからのお付き合いである。



 今年はヤチダモの小さな苗が植えてあった。露天風呂前に流れ着いた種が発芽して苗になっていたものを露天風呂の管理者でもある小川さんが将来を考え移植したものだ。これからはその生長も楽しみだ。
 塘路へ向かう途中、摩周アイスの店に寄る。毎年ラムレーズンとゴマのダブルを食べるのが常となっている。
 さて今日は久しぶりに塘路から細岡まで釧路川を下ることにする。列車の時刻に合わないので、下ってから列車で戻ってくることにした。川下りをしようとしているキャンパーの親子がいた。昨日の源流部で懲りた子どもを説得中だという。先に下る。流れは緩やかで気持ちがいい。小学生が10人くらい乗った大型のカナディアンが3艘いる。みんな必死でこいでいるのでやけに速い。追いつかない。
 釧路川本流にはいると急に水が冷たくなる。ダラダラと2時間弱細岡にたどり着いた。そこにはさっきの親子や下り終えた人が何人か列車を待っている。

 話をしながら20分弱。塔路駅到。団体客がほとんどなのでホームも駅前もごった返している。
 さて車に到着すると、何と言うことだ!キーがない。こちらで買った釣り用のポケットのたくさんあるライフジャケットに入れたままだ。ふだんは車をゴールに置いてから下るし、ポケットもないのでこのような失敗はないのだが。結局本数の少ない列車を待っていたので半日がかりの川下りになってしまった。その分のんびりできたし、ノロッコ号にも2回乗ったし、細岡駅前の建物の前にいた猫にも会えたし、よしとするか。


 今日も釧路のさくら湯のお世話になる。



8月23日(水)
今世紀初めてのカヌーイング
 今日はカヌー三昧と思っていたが天気があまりよくない。時々雨が落ちてくる。久しぶりにファルトボートを組み立てるので時間がかかる。天気が悪くなってきたのでとりあえず組み立てるだけ組み立てて運ぶことにした。
 天気が回復してきたので和琴半島の先端を一周することにした。久しぶりのカヌーイングで筋肉が痛い。しかし眺めはいい。和琴半島の先端部分に今でも噴気が続いているオヤコツ地獄がある。このの噴気口近くに大きな石で囲んだ露天風呂があった。上には自然観察路があるが次に来るときはゆっくり入ることにしよう。

 天気もそれほど悪くないので摩周湖を見に行く。毎年、摩周湖のカムイッシュ島を見るのも定番メニューとなっている。展望台は2ヶ所あるが第1展望台(有料)より第3展望台(無料)の眺めの方が好きだ。いつか幻の第2展望台へ行こうと思っているがなかなか場所が特定できない。今でもたまに写真を撮りに行く人がいるそうだが。
 月夜の摩周湖もいい。ぜひもう一度撮影したいのだが、なかなか月の状態が日程と会わない。しかも天気の関係もある。湖面に映る月明かりや摩周岳のシルエット、はるか彼方の斜里方面の街灯り、やがて夜明けが近づき刻々と変わる湖の姿は見ているだけで飽きない。


 厚岸までカキそばを食べに行くが残念ながら目当ての店は休んでいた。


8月22日(火)
オシン・ノラに会いに行く
 相泊温泉:冬は解体してしまう  羅臼の「ミケ」


 今日は温泉三昧の予定。まずは知床の相泊温泉。ここは毎年入りに行く海岸にある小屋掛けの温泉だ。昼間から波の音を聞きながら温泉、贅沢だ。次の目的日向かう途中、羅臼小学校の壁面にある「ミケ」に会う。これらは毎年の定番メニュー。
 知床峠を越え、次の目的地は岩尾別温泉。「ホテル地の涯」の所有だ。今年は結構人が多い。水着で入っているのでプール状態だ。しかたなく奥の小さな湯船に向かった。ここはおじさん達の天国になっていた。いっしょに入っていたおじさんはリタイア後北海道の山に登っているのだという。今日も羅臼岳に登ってきたそうだ。「昨日は露天風呂も空いていたんだけどね」との話。最近はカムイワッカ湯の滝も規制がかかり人も多く魅力がなくなってしまった。確か今世紀になっていっていないはず。しかしこの岩尾別温泉だけは毎年来ている。少し 時間をとってしまった。


 次の目的地はオシンコシンの滝。といっても滝が目当てではない。
 さているだろうか?オシンコシン館のまわりを見渡すが、見あたらない。テーブルの上に「猫にペット類接近注意」の旗が立ててある。テーブルの下を見るといました。あの巨大なアカトラが。とにかく触られようが写真を撮られようがじっとしているおとなしい猫なのですが・・・・・。おみやげ屋の壁には「凶暴な猫がいます小動物(犬)は注意して下さい!!」と張り紙がしてある。
 やがて店の前にシカが現れ、観光客が接近して写真を撮ったり、触ろうとしたりしている。やがてシカは興奮してくるが観光客は気付かない。店員は「離れて!」と叫んで、猫を回収した。猫はされるままにしばらく脱力状態でぶら下がっていた。
 話を聞くとこの猫は人間に対してはひじょうにおとなしいのだが、特に犬に対してはとたんに襲っていくのだという。3〜4日山には入って姿を見せないこともある野生派なのだそうだ。
 冬場はかつては上の方にあったホテルにいたそうだが、現在は改修中で事務所にいるのだという。とにかくあごのあたりのたるみが立派なオシンコシンの滝のアイドル猫、この看板猫の名は「オシン・ノラ」というのだそうだ。
 結局この日は猫だけ見て滝は見なかった。来年も会いに行くことだろう。
 ←これは去年。


8月21日(月)
エスカを食べに根室へ行く



 今日は定番コースの根室視察。落石に久しぶりに寄ってみる。落石灯台に初めって行ったが、木道が続きなかなかよいところだ。アカエゾマツの林を2回通り抜けるが通り抜けるごとに植性が変わる。往復誰とも会わなかった。アトリエになったと聞いている落石の無線局跡もだんだん草の中に埋もれてきている。調べてみたら、持ち主の池田良二氏は絵本「馬を洗って・・・」の版画を制作した方だった。この絵本はかなり前剣淵で購入した。

 今年は初めて根室の明治公園に寄ってみた。サイロが青空に映えてきれいだった。納沙布岬では今日は霧で貝殻島の灯台は見えなかった。灯台下で座礁していたロシアの船もかなり破損が激しくなって転覆し、もうその存在も風前の灯火となってきた。北方館のジオラマの中にある太いワイヤーは説明はないが戦前国後島と根室を結んでいた電話の海底ケーブルだ。

 カニをデザインした納沙布岬のトイレを撮影し、帰りがけに道の駅で根室名物「エスカロップ」(通称エスカ)で遅い昼食。バターライスにカツをのせ、デミグラソースをかけただけなのだが毎年食べたくなってしまう。根室市内なら喫茶店などどこでも食べられる。

高校野球、早稲田実業が優勝。桜湯に入って、塘路へ行くと今日は駐車場には車が2台あった。


8月20日(日)
猫の皿でコーヒーをごちそうになる

 あまり天気はよくない。どうしようか。カヌーは天気の様子を見ることにして、帯広の猫天ビルを見に行くことにした。途中摩周温泉道の駅近くにある骨董店「猫の皿」に寄る。猫の皿とは落語から名付けられたそうだ。コーヒーをごちそうになる。招き猫はなかったが、結構柱時計が多い。

 久しぶりにオンネトーに寄る。湯の滝に行ったが残念ながら新設された浴槽には湯がなかった。環境保全でやめたのだろうか。ちなみにかつて入っていた上部の湯だまりは2000年に天然記念物に指定されたため入浴はできない。以前来てからずいぶん年月がたってしまったものだ。

 これがかつての露天風呂の湯だまり  湯の滝(背景)


 上士幌の道の駅でポテトチップスを仕入れる予定だったが在庫切れだった。帰りにはあるだろうか。定番ソフトクリームを食べる。
 帯広の猫天ビルはだいたいの位置しか記憶になかったがすぐに見つかった。すぐに取材。道路の真ん中でないと写真を撮りづらかったが、ちょうど日曜で交通量が少なかったのがよかった。札幌で教えてもらった近くの豚丼「弁慶」は定休日だった。
    

 釧路市内でバッファローを買う。本州では見かけないブドウで余市あたりで生産している。毎年食べるのを楽しみにしている。サンマ刺とサンマの握りを買う。行きつけの銭湯さくら湯に寄り、塘路湖畔へ。車が1台もいない。こんなことは初めてだ。
 高校野球、早実・駒苫戦、延長引き分けで明日再試合


8月19日(土)
いよいよバカンス
          
 結局今日もトロッコ王国に顔を出し、昼食を食べ、出発は13時を過ぎてしまった。途中層雲峡による。初めて行った展望台はなかなか眺めがよい。運動不足でめまいがしそうだ。 レンズキャップをなくす。美幌峠を越えて何とか和琴半島に到着。車の数は少ない。

 1991年の今日ソ連で右派によるクーデター(未遂)が起こりゴルバチョフ大統領が軟禁された。ちょうどこの時、釧路川源流部をカヌーで下っていて、弟子屈で夕食を食べているとき食堂のテレビのニュースで知った。ということはもう15年前になる。そういえば最後にカヌーを使ったのは20世紀だったかも知れない。今年はカヌーイングをしよう。出発の時、ライフジャケットを職場まで取りに行く時間がなかったので名寄のベストホームでライフジャケット購入。2980円の出費。


8月18日(金)
掃除係Mさん登場
       
 本日よりバカンス開始。とりあえずお決まりの稚内視察。トロッコでウロウロし、「はまなす」で食事をして出発しようと思っていたら、13時になってしまった。常連助っ人でこちらは=^・^=と同じやくざな仕事(といっても自営ですが)のMさん現れる。11ヶ月働いて1ヶ月北海道で遊ぶという似たような生活をしている。予定通り仕事を引き継ぎ、気兼ねなく出発できる。途中で美幸線の遺構跡を撮影し、枝幸方面から宗谷を抜け、稚内に着いたのは夕方になってしまった。

 以前大火が起こった地域はすっかり復興したようだ。立派な招き猫のあった松村商店は閉店し、復興された場所に新たに雲母書店として明るく大きな店舗になっていた。まだ招き猫は連れて行って貰っていないが、あのような明るい店舗に似合う招き猫なのでぜひ連れて行ってやって欲しいものだ。



  稚内の西條で明日のパンを買う。このパン屋はけっこう安い。何となく癖になる石油臭漂う豊富温泉に入ってベースキャンプに戻ってきた。


8月17日(木)
前半仕事終わり? 気動車を運転する
       
 朝から蒸し暑い。これはもはや北海道ではない。日差しも強く客の出足もよさそうだ。 昼食の冷やし中華もやっとゆっくり食べられた。とりあえずトロッコ王国の夏の重点日も今日で終わり、前半のボランティアも終了。明日からテントを置いたまま道東へ出発予定。
 美深温泉には毎年恒例のトランスエゾ(ジャーニーラン 北海道縦断遠足)の走者が到着していた。名寄で洗濯や食事をして夜の9時ごろキャンプ場に戻ったがまだ途中の国道を走者は走っていた。今日の行程は旭川からの100kmで午前3時出発、22:00制限時間だそうだ。確かゴールは2日後宗谷岬のはず。8月6日に宗谷岬を出発し、襟裳岬で折り返し、宗谷岬に戻ってくる1000kmを越える壮大な遠足だ。
       
 気動車の運転を習う。やはり大きいだけに緊張する。車庫入れの微妙な調整は難しい。

8月16日(水)
そろそろ客足も落ちてくる
 
こんな感じで働いています
       
 夜から雨が降っていた。けっこう雨足が強い。今日はお客が少なそうだ。
 昼間はそれほど天気も悪くなく、雨具が必要なこともほとんどなかった。本日のお客は100人ちょっと。4年前から乗ろうと思っていた人が家族でやってきた。こういったお客さんが喜んで戻ってくるのはうれしい。
  昼食冷やし天ぷらうどん、夕食は井上食堂のカツ丼+サラダ。


8月15日(火)
とにかく忙しい
 ピークは過ぎたが今日も忙しい。昼食は「はまなす」の冷やし中華をスタッフカーの中で移動しながら。
 倉庫の前ではTさん、エアブラシを使って壁画の制作中。
        
 夕食は井上食堂のけんちん鍋うどん。たぶんけんちん汁からつくっていたのだろう。夕食が出てくるまでに時間がかかったので風呂に入りそこなった。


8月14日(月)
昼抜き
    
 朝のコーヒータイムはゆっくりできたが・・・
 若干客は減るがまだまだ忙しい。乗車まで2時間待ちも発生。今日も昼食を逃す。
 夕食は井上食堂のトンカツ定食A。880円也。待っている間に花火があがって美深町のお祭りが終了した。それと同時に大勢の客が井上食堂になだれ込んできて、列をつくっている。お目当てはソフトクリームである。結局店長はその後40分以上にわたってソフトクリームを作り続けていた。


8月13日(日)
猫の手も借りたい
 トロッコ王国、今年のピーク。暑い上に 昼食を食べる時間もなかった。夕食もコンビ二のあんかけヤキソバになってしまった。疲れた。
 キャンプ場も人が多い。風呂も混んでいて女性用は後ろに並ばれてしまい、入った気がしなかったそうだ。混むのはわかっているので21時のタイムリミットぎりぎりに入館。
 本日写真なし。


8月12日(土)
仕事始め
   
 今日からトロッコ王国で正式に仕事開始。けっこう朝からお客さんが多い。それにしても暑い。北海道へ避暑に来ている意味がない。午後から雨でやっと気温も落ち着く。そのかわり客足も落ちる。Kさん出発。堅気の人はあまり休みもとれないようだ。
 トロッコ王国の壮大な計画を聞く。何と気動車を走らせてしまおうというのだ。期待期待!
 本日の夕食、美深の井上食堂のカルビ焼き定食。780円也


8月11日(金)
バイク姉さん
 名寄から智恵文のひまわり畑を見に行く。もちろん朝早いので誰もいない。ひまわり独り占めだ。智恵文沼で休憩し、朝トロッコ王国に顔を出す。



 朝一番に乗客として8号車に乗車。天気もいいので快適。学生時代からトロッコを手伝っている堅気の仕事のKさんと再会。

 預けてあった荷物と1年ぶりの再会を果たし、美深のキャンプ場にベースキャンプを設置。これまた朝晩出勤や帰宅しやすい定位置に設置。しかし暑い。芝生がきれいで空いている場所もあるが、昼間は直射日光が射して暑いので長期滞在者には向かない。いったんテントを張っても日陰に転居する人もいる。
 毎年見かける人も何人かいる。どちらかというと年配者が多い。みんな毎年定位置にテントを張るのでわかりやすい。
 バイク姉さん(と勝手に呼んでいる)も相変わらず同じ場所に同じ姿で今年もいる。このバイク姉さんは到着するとすでに居住していて、約3週間後に出発する時点でもまだいる。最近はめずらしくなったジーンズのショートパンツにTシャツ・ビーチサンダルという姿も毎年変わらない。翌年来てもまったく同じスタイルで同じ場所にまるで定住しているかのように生活している。さらに不思議なことにバイクには常にカバーが掛けられ、出かけるところはもちろんのことバイクすら見たことがない。夜は温泉でゆっくり新聞を見て(いるらしい)、閉館時間になると自宅に戻ってくる。きわめて規則正しい行動をしているのだ。学生という年でもないし、実に不思議な人なのだ。過去の画像を調べてみるとすでに2000年には記録が残っている。それ以前はキャンプ場の記録写真があまり残っていないので不明であるがとにかく常連さんと言うことは確かだ。
 本日の夕食、美深の井上食堂に初顔出しでカツカレー。


8月10日
美深道内最高気温
 函館でカニを買って実家に送る。店でいろいろと話をしているとおもしろい。今の時期はタラバガニは脱皮後で身入りがよくなくお進めでないのだそうだ。確かに足を押すとブニュブニュしている。毛ガニも今の時期は近海ものが中心だが時期によってはロシアものになり、えさによってかなりカニみその味が違ってくるのだという。安く売っているカニは身入りが悪いので気を付けないといけない。
 市場の中でイカ釣りをしていた。釣ったイカはその場でさばいてくれる。今年の活イカは高値で飲食店では赤字だそうだ。
  

函館駅で駅弁の「鰊みがき弁当」を買う。これも毎年の定番メニューだ。

 知らないうちに恵山の周辺の海岸沿い国道が開通している。初めて走る。間欠泉を見に行くが、きれいな建物に覆われ、有料になっていた。外からシューッと吹き出す蒸気を見て今回は終わり。
 ニセコの道の駅でこれも定番ソフトクリームを食べ、トマトとメロンを仕入れ、羊蹄山麓の吹き出し公園で天然水を汲んでいよいよ北上。しかしラジオによれば、目的地の美深は今日道内で最高気温なのだそうだ。ちょっと北上するには二の足を踏んでしまう。

 地図を忘れてきたので購入。道の駅のロードマップがあればまず問題ないのだが念のため。2000円の出費。すすきのに寄ってから札幌のテレビ塔を横目に一気にに北上する。今日は大通公園のビアガーデンの最終日だそうだ。北海道の夏は早々と去っていく。
 今日は調子がいいので夜間走行で美深までいけるが、20km手前の名寄のショッピングモールの駐車場で一泊。


8月9日
北海道上陸。八雲、不発
朝4:30小樽到着。いよいよ今年も北海道生活が始まる。朝早いので今日1日は長い。久しぶりに小樽運河を散策。運河にミズクラゲが浮かんでいる。


 とりあえず積丹半島を回って長万部で浜チャンポンの昼食。これはなかなか味もよく、具も多くコストパフォーマンスがよいのだ。しかし、暑い、蒸し暑い。
 八雲町の招き猫のフェンスを見に行く。期待したのだが・・・・。何と昨年のまま。知る人ぞ知るこの招き猫柄、ミステリアスなままがいいというのか。知っていれば招き猫の形に見えるが、知らない人が見たら何の模様かわからない。やはり不思議な会社だ。

 久しぶりに外人墓地の近くにある大正湯に入る。その名のとおり大正時代にできた建物だ。以前塗装を調査したら建設当時からの塗装が何重にも重なっていたそうだ。番台もあり、琺瑯のオート三輪の看板もそのままある。湯上がりに飲んだコーラは今は少なくなった瓶入り。

今日は定番の函館山山頂で一泊


8月8日(水)
また今年も夜逃げのようにあわただしく北海道へ出発

 いよいよ夏のバカンスとボランティアで北海道へ出発。下旬までしばらくの間「ねこれくと」の本編も日記も更新はありません。悪しからず。
   早朝4時出発。5時までが高速の深夜割引と思っていたら4時までだった。3割引は大きい。昨年もこれで失敗した。10:30新潟発小樽行きのフェリーに乗る。今日は1日フェリーで生活。この到着するまでのワクワク感と到着直後のまだこれから日数がたくさんあるときの満足感が何ともいえない。
 天気もいいし、ゆっくりのんびり船旅。


8月7日(火)
荷造り
            
 今日も暑かった。ついに熱中症も発生。
 今日も白ネコ君は地ネコになって暑そうだった。
 帰宅してから急いで出発の準備。去年も同じようなことをやっていて、ルーフボックスの鍵をなくしてしまった。結局ルーフボックスは鍵を壊して開け、今は北海道に置いてくるキャンプ用品の倉庫になってしまった。今年も北海道に置いてくる遊び道具をルーフキャリアに縛って持って行くことにした。久しぶりにカヌーでもやってみよう。

8月6日(日)
また年をとってしまった
 今日は=^・^=の誕生日。久しぶりに自宅で過ごしたような気がする。そういえば昨年は瀬戸の招き猫まつりが愛知万博(これも懐かしい)の関係で8月に開催したため、誕生日は瀬戸でむかえた。だんだん残りの人生の方が少なくなってくるとやらなくてはならないことが増えてくる。そんなときにゆっくり環境を変えて生活してみるのもいいかもしれない。毎年の北海道行きはそんな日常を変える機会になってくれる。

 今日8月6日は「広島の原爆の日」。正式には何と言っていいのか迷うところだが、あれから61年がたってしまった。今年は平成になって18年目。終戦から18年というと東京オリンピック目前の高度成長期に当たる。その3倍以上の月日がもう過ぎてしまっている。被爆者の平均年齢も74歳に達しているという。昨今の焦臭い世界情勢や日本の動き。被爆体験者の証言をどう後世に伝えていくか真剣に考えなければならない時期になってきている。

8月5日(土)
新宿へ行く
                
 日中の気温が35℃を越えた。暑いが午後から新宿に買い物に出かけた。帰りにちょっと寄り道をして猫のいそうな道を歩いて帰ってきた。「いたいた」、ご近所猫3号の長毛の三毛君だ。
 北海道への出発まであとわずかになった。せめて出発までに「トロッコ王国」は更新しておきたい。

8月4日(金)
猫へばる

 午前中人間ドックを受ける。胃が縦になっていたということでバリウムが流れ出して、結局2杯飲むことになってしまった。
 午後から出勤。職場の3分の2が出張で出てしまった。おかげで職場は業者を呼んで燻煙での害虫退治の日となってしまった。しばし避難。仕事にならない。
 いよいよ夏らしい気温になってきた。それでも最高気温は東京で33℃台。実際にはもっと上がっているだろうが、体がなれていないだけに厳しい。退社時刻と共にみんな一斉にいなくなった。
 帰りに白ネコ君が塀ネコ仁なっていた。毛皮を着ているので暑そうだ。ネコもへばる暑さだった。
 夕方、池袋に出たついでにルーターを入手。無線LANはとりあえず必要ないのでスピード重視で、3000円台。 設定も終わり快適な使い心地になった。

8月2日(水)
猫の目呂二
                 
 ネット書店で注文していた「猫の目呂二」が到着した。名古屋豆本の1冊で目呂二に関する記述が詳しい。最初に芸者招きが縁福猫であるらしいという情報もこの本の中に書いてあると教えてもらったものなのだ。今回ぱらぱらとめくってみただけでも目呂二ミュージアムに書いた内容がかなり含まれている。
 またそれ以外のエピソードもひじょうに豊富だ。ゆっくり読んで目呂二ミュージアムに加筆していきたい。
 今日も少し蒸し暑いがやはり夏の暑さではない。これで何日エアコンなしの日が続いたのだろうか。

8月1日(火)
光通信導入
            
 今日TEPCOの工事をおこない、いよいよわが家も光通信の時代に突入した。猛烈に速くなったという感じはしないが確かに速くはなっている。あとはルーターを入れる必要がありそうだ。安いものを見つけてこよう。
   8月に入ったが相変わらず夏らしくない。工事が終わって仕事に行こうとしたら一階の廊下の温度計は24℃台だった。暑いのも困るが夏らしくないのも寂しい。