第10回来る福招き猫まつり2004 in伊勢   2004年9月18日

 今年も招き猫まつりの時期がやってきました。仕事の関係で伊勢会場も瀬戸会場も日帰りです。
 さて、最初は伊勢会場です。もちろん目当ては中野土人形の奈良さんの作品です。したがって初日の開店に行かなくてはなりません。ことしは9月18日(土)が初日です。17日に仕事を終えると深夜の高速バスで一路伊勢へ向かいます。伊勢駅前から内宮方面への市内バスに乗り換え、到着したのは8時半ごろでした。もうすでに3・4人並んでいます。自らも土人形の招き猫を制作されているHさんです。奈良さんの追っかけファンである長野のSさんとそのグループの姿は見えません。Hさんと「Sさんはいませんね」、「今年は早いので知らないのかな?」、「いや、奈良さんとは顔見知りだから知らないはずはないのでは?」などと話していましたが、一向にSさんの姿は見せる気配はありません。やがて最近招き猫を集め出したという方などが並び、開店の9:29分を迎えました。

 今年は奈良さんの作品は片隅の方に申し訳なさそうに4種類8点があるだけでした。(Sさんはきっと出展数が少ないのを知っていて来なかったのではないだろうか)。今年の出品は「黒招き猫扇子持ち」・「猫子守」・「猫つぐら」・「小判猫」です。定番の一つ「座布団座り親子招き」はありません。みんな一斉に駆け寄り並んだ順に品定めです。去年より扇子の派手な「黒招き猫扇子持ち」に心が傾いたのですが、ここは珍品?「小判猫」に決めました。

      
 今年の成果    あっという間に奈良さんの猫は売れて
  しまったため今年は写真がありません。
  以前に比べて数も種類も少ない


 「黒招き猫扇子持ち」は中野ひな市でも人気で扇子が派手になっているとはいえ1つ持っている。「猫子守」もいろいろな色や柄のものがある( さんは所有しているいろいろなタイプを見せてくれた。写真を持ってこないとどのタイプを自分で持っているかわからなくなるのだそうです。納得!)がとりあえず小判柄と梅柄を持っている。「猫つぐら」は中に入っている猫が招き猫になっているタイプはここ以外では入手が難しそうだが、昨年手に入れた。ということでまだ入手していない「小判猫」となったのでした。しかしこの「小判猫」は小猫を元に作っているので他の作品に比べるとひじょうに小さいのです。中野ひな市でも先頭グループの常連さんが言っていた、「何十時間も並んで珍しいけれどサイズの小さな作品を買うのは勇気がいる」という言葉を思い出しました。まさに今年がそれです。しかしこの「小判猫」おそらくこれからもそう多くは作られないでしょうから、今回を逃すと手に入らないかもしれません。そのようなことから今回は勇気を出して「小判猫」となったわけです。
 以前ならさんに直接伺ったときにも「座り猫」(いわゆる大型の飾り猫や小猫)を招き猫化するのは難しくないのだそうです。もともと大型の飾り猫も本来は細身の顔なのですが、現在の飾り猫は丸顔でかわいい顔になっています。これも奈良さんが現代風に変えたのだそうで、昔ながらの細身の精悍なタイプも作れるそうです。

 「ねこれくと」で2003年の伊勢レポートにも書いたように、昨年仕入れを担当していたKさんから今年はおそらく別の方に仕入れ担当が変わったのでしょう。もしそうなら、時間をかけて丁寧に人脈を開拓していった さんの力は甚大です。来年はどうなるのだろうか。

 昨年の初日は雨になってしまいましたが、今年はその心配はなさそうです。時間がすぎるとともに雨どころか日差しが強くなり、暑さでバテて途中ベンチで寝てしまいました。

 
おかげ横町の裏を流れる五十鈴川  今年は大きな看板がない  にぎわうおかげ横町  山車と招き猫ご神体?
   
10周年特別展示  「百福お願い招き猫」(左)と
 招き猫供養所(右)
 来る福絵手紙公募展  これ好きだなぁ
 Yさん(18)の作品

 今年の招き猫まつりはちょうど10回目の節目の年にあたります。徳力富吉郎版画館では第1回から今回までの招き猫まつりのポスターやちらし、日本招き猫倶楽部の会報の展示をおこなっていました。=^・^=は第1回目は開催をテレビのニュースで初めて知ったため詳細がわからず、残念ながら参加していません。第2回目からは毎回参加しています?(きっとしていたはず・・・。よく覚えていないのが悲しい)。
 絵手紙展も地味だけどいいな。賞をとったもの以外に面白いものが結構あるんですよね。

 天気がよいので、五十嵐さんの招き猫絵付けも盛況だし、地元の幼稚園の園児によるフェイスペイントでの招き猫も初めて見ました。
 猫舞いもすっかり恒例になり、今年は福助顔の猫が太鼓櫓で舞い、門付けに町をまわっていました。

      
招き猫輪投げ  今年もやっています。
 五十嵐さんの実演
 五十嵐俊一さんも指導にあたる
 絵付け教室
     
地元幼稚園も祭りに参加
 
今年の”猫頭”は福助 猫舞いの門付け  もめんや藍の店の中から見ると  もめんや藍の招き猫

 今年もおなじみの人たちを中心に招き猫楽市が開催されていました。どう見ても江ノ電招きの萩工房の招き猫にしか見えない招き猫を並べている店がありました。江ノ電の柄の人形があればはっきりわかるのですが見あたりません。そうかと言ってもし違ったら失礼なので結局聞けずにいましたが、後ほど萩工房のHPでやはり間違いないことがわかりました。
 大型の張り子を売っている店がありました。リアル系の彩色です。しかも結構大きいのに4800円!これは安い。
 他の方々は瀬戸でも出店している方が大部分です。ぜひ上の2店も来年は瀬戸にも出店してほしいものです。評判を呼ぶと思います。

 
今年もやっています。楽市 大型張り子、これは安い! 何と江ノ電招きの萩工房? 方隆窯の篠田さん夫妻は
復刻招き猫ティーポットを出品
    ←手前は「あけねこ亭」、
 奥は「ぴぐみん商店」かな 
工房 猫壺屋 風船張り子

 期間中おかげ横町近辺では「来る福限定メニュー」でいろいろネコに関係する食べ物が販売されています。『来る福ニャンチ』や『猫まんまおにぎり』、『猫にゃんにゃんうどん』、『猫に小判揚げ』、『招き猫洋菓子』といったところです。今回は洋菓子店の「福にゃんプリン」を食べてきました。猫の形をした「福にゃんくりーむ」と竹の容器に入った猫の足形をしたクリームの「マンゴープリン」も食べたかったのですが、ちょっといっぺんには無理でした。
 はいからさんの「招き猫小判カレー」929円も興味を引きました。小判にコロッケかハンバーグでも乗っているのかな?と思ったのですが、メニュー看板を見るとドライカレー・エビフライ・ニンニクチップ・玉子・サラダ&コーヒーとなっています。どんな盛りつけで出てくるのだろうか?来年あったら食べてみよう。

招き猫まつり限定メニュー
 普段は食べられません!
         
  「福にゃんくりーむ」   「マンゴープリン」、猫の足わかるかな?  
     
これが「福にゃんプリン」   「肉球クッキー」のトッピングがつく   招き猫小判カレー

 伊勢神宮に参拝し、すし久で食事をし、福にゃんプリンのデザートを食べ、ゆっくりしてから帰ることにしました。
 去年は伊勢市駅前から夜の長距離バスで帰りました。しかし駅前の店はどこも閉店が早く、時間をつぶすのに苦労しました。今年は往路の深夜便と暑さの疲れで早く帰ることにしました。名古屋まで近鉄で行き(急行なら安くて、所要時間も特急とあまりかわりません)、新幹線で一路東京です。
 あわただしくも、夢のように過ぎた一日でした。2週間後は瀬戸だ!!


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