2014.3.30~31
今年は金沢・小松のついでに中野に行く。時間があったのでスキーをするつもりでいた。しかし3月30日は全国的に天気が悪い。早々とスキーはあきらめ金沢を出発した29日は久しぶりに白山の麓、白峰に行く。金沢に戻ってきたころは暗くなっておりそれから移動。滑川の道の駅で一泊。予報通り天気は崩れ風が強くなってきた。明日はゆっくり移動する予定。
朝、滑川を出発すると以外に時間に余裕がある。結局一般道を走って13時ころには中野に着いてしまった。
天気も悪いし、予定通り『ねこまたさん』の資料入手にかかる。
今年のねこまたさん訪問記はこちら『またまた猫またさんに行く』
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中野にあった『ねこまたさん』の資料を入手しに
中野公民館へ。
ちょうど職員の方は昼食にでていたので
しばらく待つことに。
戻ってきたが展示会に準備で忙しい。
そちらの仕事もやりながら対応していただいた。
捜してもらったが残念ながら在庫はなかった。
博物館の倉庫を知るものとしては
けっこう古い資料でも残部が
在庫としてがあることが多い。
期待したのだが昭和56年(1981)の発行なので
もう30年以上前だから仕方がない。。
さらに翌昭和57年に続編が制作されている。
どちらも人気があったということで
平成2年(1990)に正続合本に
なったものが再刊された。
これならあるということで1冊いただいてきた。
いずれも高齢者人材活用事業の
テキストとして制作されたようだ。
忙しい中ありがとうございました。 |
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中野中央公民館へ |
「ふるさとの伝説と昔話」 |
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山屋天平堂 |
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こちらは裏手の工場 |
明日は時間を稼ぐため
今日の内におみやげを買っておく。
小布施に行く。
山屋天平堂の「あんずグラッセレア」
そして桜井甘精堂の栗羊羹 |
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再び中野に戻って町内視察
明日の即売会の内覧会を見に行く。
今日見に来るのはみんな地元や近郊の
中野土人形収集猛者ばかりだ。
いろいろ作品を見ながら
作風や色使いの変化を議論している。
もうどれを買うかというレベルでは
ないのである。 |
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桜井甘精堂 |
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じっくり眺めるベテラン達 |
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総数392点 |
奈良久雄さんの作品群 |
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全部で30点しかない |
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猫は手びねり |
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奈良久雄さんの作品は極端に少ない。
高齢であると共に
今年は退職者に贈る作品づくりに
追われたようだ。 |
猫抱き福助 |
猫乗り飛び馬 ウサギ付き |
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像乗り唐子 |
うちの正岡の直しはどうなったのだろう |
大猫がでた |
奈良由起夫さんの作品群 |
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うしろの馬乗り花嫁がいい |
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一年生 |
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招き猫 |
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親子招き猫と一茶 |
猫つぐら |
子守猫 |
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寝牛 雀付き |
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立ヶ花土人形の西原さんの作品は歌舞伎ものが中心。
西原久美江さんの作品群 |
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静御前 |
八重垣姫 |
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招き猫は5匹 |
大石良雄と松の廊下 |
天神と富樫 |
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日が暮れてきた。
まずは夕食と思ったが
町内まだ市の前でしかも日曜とあって
休んでいる店が多い。
仕方がないので中野を離れ
夕食を食べに行く。
その後、間山温泉(ぽんぽこの湯)へ。 |
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そして中野第一駐車場に戻り
明日に備えるのであった。
夜になるとまた風雨が強くなってきた。 |
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今年は残雪が多い |
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さて明日の決戦に備えるとしよう。
平成26年度(2014)中野土びな展示即売会情報(中野ひな市公式ホームページより)
中野土びな展示即売会出品者
中野土びな展示即売会には、奈良家(奈良久雄氏、奈良由起夫氏)、西原家(西原久美江氏)の作品が出品され、展示即売いたします。
出品点数は、展示即売会当日の発表となります。
即売会
即売会の日程並びに即売方法についてお知らせいたします。
中野土びなの購入を希望される方は、抽選会にご参加ください。抽選にて、購入権利者及び購入の順番を決定します。
※抽選開始約30分前から整理券を配布しますので、整理券を必ず受け取ってください。
※午前11時までに、抽選会場の列に並でいる方が抽選会に参加できます。時間に遅れますと、抽選会に参加できませんので注意してください。
※抽選会に参加できる方は、中学生以上です。
展示会
即売する土びなを展示いたしますので、ご自由にご覧ください。(入場無料)
開催日 |
時間 |
会場 |
3月30日(日) |
10:00~17:00 |
信州中野商工会議所 3階 |
3月31日(月) |
9:00~12:30
18:30~20:30 |
4月1日(火) |
9:00~15:00 |
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夜中は風雨が強かった。
夜が明ける。天気は回復傾向。
朝食を買いに行く。
偵察がてら集合場所を通ると
すでに女性が一人並んでいた。
朝食を食べた後、しばらくゆっくりしてよう。 |
まだ雲は多いが天気回復 |
6時台、まだ車は少ない |
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9時過ぎ、そろそろ出かける |
列ができているがまだそれほど長くない |
座っているのがトップの女性 |
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キノコ汁がふるまわれる |
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もとパチンコ屋の店内 |
会場前では大鍋でキノコ汁をつくっており
いい香りが漂ってくる。
やがてそのキノコ汁は並んでいる人たちに
配られた。うれしい企画だ。
やがて時間になり整理券が配布される。
47番。何か当たりそうな感じがする。
この整理券は人数確認用で
くじを引く順番ではない。
その場を離れてもくじは引けるが
かつて待ち時間が長くなってしまった
経験があるのでそのまま並んで待つ。 |
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整理券が配られた |
ワンちゃんも待ちぼうけ |
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やがて抽選の時間がやってきた |
取材陣も待ち構える |
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再び展示会場に |
西原さんの作品群 |
今年は例年になく猫が多かった |
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招き猫(大) 8700円 |
招き猫(中) 8100円 |
なぜか黒だけ大がない |
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これだけたくさんあるのにな・・・・ |
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こちらは奈良由起夫さんの招き猫 |
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猫乗り飛馬 4200円也 |
大天神 9300円也 |
えびす大黒 16800円也 |
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正岡 21900円也 |
丸ほてい 3400円也 |
黒姫様 18500円也 |
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番頭福助 42000円也 |
踏み熊金時 50400円也 |
猫 6800円也 ずきんかぶりの狆乗り 9300円也 |
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親子招き猫 5100円也 |
招き猫(大)すっかり定番となった 42000円也 |
数に修正が入った |
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今年の一番くじの人は
踏み熊金時か大猫ねらいか?
踏み熊金時は型がぼろぼろで
使えるような状態ではないそうだ
やはり今日は混雑して
なかなか作品の前に進めない。
昨日の会場がウソのようだ |
バーゲン会場のような混雑 |
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すっかり外の会場のとを忘れていた。全国土人形頒布会の争奪戦はすでに終わっていた。
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もう人がかなり少なくなっている。 |
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中山土人形の招き猫が1匹残っていた |
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津屋崎の招き猫も1体あった |
中湯川の青柳さんは毎回会場で裏書きをしている |
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陣屋前の広場 |
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土人形絵付けコンテスト |
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陣屋記念会館 |
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市川一生さんの中野土人形による「七福神展」 |
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ご本人が解説 |
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牧基之さんによる 六代目中野土人形師 奈良由起夫さんの「中野人形展」 |
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和田安雄コレクションによる「中野土人形展」 |
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まだ冠に飾りが付いていた |
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中山紀夫さんによる五代目立ヶ花人形師 西原久美江さんの「立ヶ花人形展」 |
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今年の関羽は鉾がブリキだった |
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まだまだ陣屋記念館には見どころがある。
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吊しびな |
全国土人形 「牧基之コレクション」 |
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すでに代替わりしてしまったものも多く、廃絶したものもある |
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昨年の閉館していた山崎屋旅館 |
今年の様子 レストラン&カフェ「マッシュルーム」として5月13日プレオープンとのことだ
営業時間 火曜日~金曜日(土曜日は予約のみ) AM11:45~PM3:00 (ラストオーダー2:00) |
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いい天気。 1日ずれていればスキーができたのに。 でもそれだとこんなに余裕はなかった。どちらがいいか判断は難しいところ |
今年は天気のことを考えることなしに 準備ができる。 |
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雨の心配なく 灯籠の準備 |
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この3階に展示されている |
商工会議所の前に怪しい男が二人 |
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交流館 便乗して奥の部屋でお茶をいただく |
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絵付け体験の種類も格段に増えた |
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昨年は奈良久雄さんにお会いできなかった。
今年こそはと以前からお願いしていて
途中までできている大作と
「正岡」の直しを再度お願いしてきた。
少し落ち着いたら手紙でだめ押し。 |
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奈良由起夫さんによる絵付け教室 |
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即売会始まる。これから延々と続くのである。
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昼食を食べに行く。
抽選会場だったパチンコ屋も
すっかり静けさを取り戻している。
表にキノコ汁をつくった
大鍋が2つ午前中の
喧噪さを物語っている。
いつもの金長食堂へ。定番のカツ丼。
来年は前日に食べて縁起をかつごう。
いつもはまちかど土びな展をやっている店が
閉まっている。
裏手で火事があったようだ。 |
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まちかど土びな展マップへ |
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裏手で火事があった |
ここは毎年開いている |
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ふだんはどうしているのだろう |
さりげなく |
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即売会が始まった |
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「第5グループの方!」 |
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商工会議所前のならやでは
ハッサク?「バケツに積み放題」 おばちゃんに無理難題で 積まされているバイトの店員は悪戦苦闘 |
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「にいちゃん、頑張れや」 |
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神社の出張 |
久しぶりに行った神社 |
大好きな小さな太鼓橋 |
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巨大ケヤキ |
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ことも用大?灯籠 |
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この生命力はすごい |
なかなかの勇姿 |
すっかり商工会議所前の人が増えている |
まだまだ即売会は続きます。
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閑散とした全国土びな即売会場 |
即売会場前では記念撮影 |
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土人形絵付けコンテストに入ってみた |
応募作品全636点が展示されている |
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応募した636点の作品を見る。
最優秀賞はさすがに彩色が凝っている。
しかし最優秀賞や優秀賞が必ずしも
すばらしいかといえばそうともいえない。
きれいだが面白味に欠けるものもある。
賞には入らなかったが
なかなか魅力的な作品もある。
このあたりは郷土人形にもいえるのだろう。
芸術品のような人形もあれば
粗いタッチだが引きつける魅力であるものもある。
なかなか難しい世界なのである。 |
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手前が最優秀賞 奥が優秀賞 |
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中野観光協会 |
ここにも土びな |
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「第9グループの方!」 |
お休み処 サロンかな? |
毎年定番の土人形館に行く。
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山の上の日本土人形資料館に行く。
奈良由起夫さんの作品展をやっていた。
作品数は多くないのだが
展示の仕方がすばらしい。
背景の写真とひじょうに
マッチしているのである。 |
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中野市観光会館 日本土人形資料館 |
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奈良由起夫さんの作品展を行っている |
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内内裏 |
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子守猫 |
馬 なぜかブタと鶏 |
親子招き猫 |
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ままごと |
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全国の土人形の展示ではいろいろ情報を得られる |
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加藤廉兵衛さん |
今井傳三さん |
高橋孝市さん |
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多くの作者が亡くなっていた。
北条土人形の加藤廉兵衛さんは平成24年9月19日死去。(享年96歳)。
一代限りで廃絶。
水原土人形の今井傳三さん平成25年死去。(享年84歳)。
先代の徳四郎平成7年101歳で亡くなり
最後まで制作に励んでいたためその影に隠れて目立たなかったのですが
徳四郎さんの年齢を考えると傳三さんもかなり高齢だったのです。
出雲今市土人形の高橋孝市さん平成21年死去(享年88歳)。
跡継ぎも相次いで亡くなられたため廃絶したそうです。
今井さんも高橋さんもかつてひな市でお見かけしたことがありました。
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入り口で招く |
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西原さんのお宅に出かけていった。以前うかがったときは残念ながら留守だった。リンゴ農家の副業なので普段は制作をなかなか頼みにくいが、常連さんといっしょなら気安さがある。Nさんから招き猫を1体分けてもらう。来年に向けて制作をお願いした。これで来年の楽しみが増えた。
招き猫は来年新色が出るかもしれない。人形制作者もいっしょだったのでそこら辺の話しにも花が咲いていた。
西原さんは趣味で「押し花絵}(というのかな?)もつくっているのだとか。家の中のあちこちに飾ってある。
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西原さん制作の達磨 |
さて帰るとしよう。
3月31日をもって高速料金の割引が縮小される。いつもなら深夜割引で半額になるが4月1日からは3割引。とりあえず今日3月31日なら夜間割引の3割が使える。0時を越えても超えなくても割引率はいっしょなので明日仕事もあることだし帰りを急ぐ。