=^・^= (おろろ)酉の市をいく 2000年版

 季節が冬に近づいてくると何となくそわそわし始める。11月の鷲神社の酉の市、12月の浅草浅草寺の羽子板市に行かなくては年が越せないのである。これは7月の入谷鬼子母神の朝顔市と浅草浅草寺のほおずき市に行かなくては夏を迎えられないのと同じ私の欠くことのできない年中行事になっているからである。

 本殿の前はものすごい人。お賽銭を投げた格好で頼み事をする前に押し出されてしまった。  景気が悪いのにすごい人出。それとも景気が悪いから人出が多いのか?

 こう景気が悪いとつい神頼みになるもの。そんな世相を反映して最近は熊手にも差し物の招き猫が増える傾向にあり、熊手の差し物としてすっかり市民権を得た。しかし今年ついに究極の招き猫が主役の新製品登場!これだけ招き猫がいればさぞ福も金も人も招いてくれることだろう。

 ざっと数えて20匹以上の招き猫が群がる新製品。いわゆる青ものあるいは文化熊手といわれるもの。

 こちらは熊手ではないが俵に20匹以上の招き猫が群がるめでたい新製品

 ついに恒例の酉の市クイズにも招き猫登場。問題は「熊手の丸の中で福を呼んでいる動物は何?」。(右下の写真)
クイズ解答用紙には「21世紀招き○○が福を呼ぶ」丸の中で福を呼んでいる動物は? 1.ねこ 2.カエル 3.たぬき とあります。

 恒例第12回酉の市クイズ  問題の絵の拡大

 招福ついでに他の熊手も紹介しておきましょう。下は「赤もの」で有名なよし田(吉田)の宝船熊手(別名 入船熊手)。注連縄の先端が船の舳先に似て七福神が乗り込んだ宝船がこちらに向かってくるように見えるめでたい熊手。一見紙の差し物が付いているだけの熊手に見えるが、役者や落語家など大勢の予約が入っている人気店。差し物を見ると手書きで一つ一つ微妙に違う。こんなところに人気の秘密があるのだろう。

 よし田の店頭での手締め  よし田の熊手の手書きの差し物