=^・^= 今年も酉の市へ行ってしまった       2002年11月4日

 またまた今年も酉の市へ行ってしまいました。これに行かないと年末を迎えられてないと思っている=^・^=には恒例行事なのですが。今年は11月1日が一の酉なので13日の二の酉、25日の三の酉と続きます。25日は仕事で出張になりそうなので早めに行っておくことにしました。
 11月1日昼間の雨もあがり、あたりはすっかり暗くなり浅草鷲神社付近は夜の市の雰囲気が出ています。しかし国際通りに出ても何かこれまでと感じが違います。ほとんど足を止めることもなく鷲神社の鳥居まで着いてしまいました。鳥居から本殿前までもあっけないくらい簡単に着いてしまいました。しかもふだんなら賽銭箱前は手を合わせたまま押し流されてしまう(降りたくないのに押し出されてしまうあのラッシュの電車状態)のに、なんという余裕。これも不景気のためでしょうか。不景気の時こそ神頼みなのにその余裕もないのでしょうか。とにかくこれまででいちばんの空き具合でした。金曜の夜でこの状態だと二の酉と三の酉はどうなるのでしょう。
 
 賽銭箱の前でゆっくりお願い事をして、かっこめの熊手(700円也)を昨年のものと交換し、いよいよ散策です。
 各店の人出はいつもと同じようなのですが、大きな熊手を持っている人はけっこう少ないようです。雰囲気を楽しみに来ている人が多いのでしょう。
 熊手には『赤もの』と『青もの』と呼ばれるものがあります。分類的には招き猫熊手は青ものに分類されます。青ものは立体的な縁起物を差し物に使い豪華絢爛で派手なのが特徴です。何十万もするような大きな熊手はみなこの青ものです。というよりはこの酉の市で売られている熊手は大部分が青ものといってよいでしょう。それに対し赤ものはいわゆる伝統的な熊手で紙に手書きの平面的な差し物を差した熊手で全体的にも平面的な仕上がりになっています。もうほとんどこのタイプのものを作るところはなくなっているそうです。「よし田」の熊手はその赤ものの代表でしょう。だからこそ歌舞伎や落語など伝統や粋を重んじる人達の御用達となっているのでしょう。

     
いつものラッシュ状態ではない本殿前      =^・^=もお気に入りの「よし田」
     
お多福60人以上もこれだけ並ぶと
壮観というより不気味
  えびす・大黒に俵と小判の地味だが
  なかなか趣のある熊手
  熊手と笊に木彫りのおかめだけの
  シンプルな熊手


今年の猫熊手
 もう差物(トッピング)の一つとして招き猫は定番になっているので多くの熊手に招き猫の姿は見られます。しかし少し前までは珍しい存在でした。毎年招き猫が群がった熊手は見かけるようになりましたが、年とともに群がる猫の数は増えているようです。右下の風水熊手は35匹群れています。もっともお多福60人以上には負けますが。今年は風水の影響でしょうか招き猫というより両手で玉を持ったお願い猫が目立ちました。玉の色は緑か黄色が多いようです。白猫が圧倒的に多い中で、これも風水の影響でしょうが色つきの招き猫も目立ちました。全体的に見て招き猫の種類が増えたように思います。これだけ熊手の差物として招き猫が一般化すると、差物業者でもそれぞれ異なった招き猫を供給するので種類が増えてくるのでしょう。熊手の世界も差し物の細かい変化などを見ていくと時代の変化が見えてくるようです。

 
黄色の玉持ち猫 小型招き猫熊手(手前はお多福タイプ)  その名も風水熊手  中央は黄色の玉持ち招き猫


 5枚の写真の招き猫熊手はすべて異なる熊手です。












緑の玉持ち猫 中心部の7匹は全部色違い

 =^・^=はいつも浅草の鷲神社に行きますが、都内のいろいろなところで酉の市はひらかれています。巣鴨あたりは職場からも近いので今度覗いてみようかなと思っています。
 さて来年はどんな招き猫熊手が登場するか。日々進化する熊手を楽しみにまた行くぞと心に決めた=^・^=でした。