ねこれくと写真館 招き猫もどき

 招き猫ではないのになぜか招き猫に見えてしまう変なコレクションたち


No.1  招き猫カメラ TENAX

 カメラ好きとしては以前からほしいと思っていた「招き猫カメラ」。でも戦前のドイツ製のこのカメラは以外に値段が高い。しかし最近格安で手に入れました。暇を見つけて分解整備しようかと思っています。

 
 レンズ左側のレバーを見てほしい。ちょこんと前方向に直角に折れ曲がった姿はまさに招き猫です。このレバーは巻き上げレバーでカメラにフィルムを入れるとまずボディー左のノブでフィルムをすべて巻き上げてしまう。写真を撮った後、招き猫の手を押すと撮影された1駒分がパトローネの中に巻き戻される。これが招き猫の手の正体です。したがって厳密には巻き上げレバーというより、巻き戻しレバーです。このカメラについてはカメラレビューNO.40(1996 朝日ソノラマ)で見かけたのが最初で「招き猫テナックスの子供たち フロント巻き上げレバーのカメラとその発展」に詳しく出ています。文中には招き猫カメラという言葉は出てきません。出てくるのはタイトルにもある「招き猫テナックス」です。このテナックス(TENAX)というのがこのカメラの名称です。1939年ころ最初のフロント巻き上げ式のTENAXがツァイス・イコン社から発売されこれが招き猫第一号となりました。招き猫の手は収納時にはボディー側に折り畳めます。いろいろな形に発展していきますがこの第一号機が最もかわいらしくまたいちばん招き猫に似ています。今回購入した物はその戦前のタイプですが、東西ドイツ分裂後も東ドイツでは生産されているのでこちらは最近安価で目にすることが多くなりました。
TENAXT(テナックスT)  1939年発売  ドイツ ZEISS・IKON社製
        レンズ  NOVER−ANASTIGMAT 1:3.5 f=3.5cm
    シャッター COMPUR 


No.2  怪奇招き猫・心霊ガラス絵

 ジャンルとしてこのコーナーに入れてよいものか迷いました。
 ある骨董市に何点かのガラス絵が出ていました。その中の一点がこの招き猫ガラス絵です。釣り金具も中国風だし、描かれている猫も今風の猫。どう見ても最近のものです。おそらく中国あたりで製作されたものでしょう。しかし。まだ一点しか我が家には招き猫ガラス絵がないうえ、手間のかかるガラス絵にしては値段が安いということで購入しました。
 向かって左はいわゆる「お願い猫」、右はいらっしゃいませの「おじぎ猫」、そして中央が赤トラの招き猫で3匹が満月ののれんの前で九谷焼の小槌の上に乗っているポーズです。猫はどれも小槌と同じ九谷焼の猫をモデルにしているようです。
 家に持ち帰り、よく見ると何か変です。お願い猫は両手を前で合わせているし、おじぎ猫は両手を前に三つ指?をついている。招き猫は両手を前について座っている。んっ?・・・・・。
 それじゃあ、招いているのは誰の手?世にも恐ろしい心霊ガラス絵でした。

            謎の手の正体は
@赤トラが右後ろ足を挙げている
A4匹目の猫が後ろにいる
B猫のたたり
 これが問題のガラス絵   恐怖!?招いている手はどの猫の手?