河村目呂二の「山のスケッチ」展   
                   
                                                   2024年4月  日

 いよいよ軽井沢の木通庵も冬眠から覚める。
 今年も春の展示の案内が出た。インスタグラムでも紹介されている目呂二の山のスケッチ展。



 また見学後、紹介したい。



     河村目呂二の「山のスケッチ」展に行く
                                                     2024年5月11日

冬眠から覚めた
今年初めての木通庵での
展示を見学に行く
今回は未明に出発して
横川SAで仮眠、時間調整する

追分宿駐車場に到着
少し時間があるので浅間神社で
開催中の軽井沢フォトフェスト2024を
見学する
何カ所かの会場に分かれて
開催されているようだ
横山SAで仮眠 追分宿駐車場に到着
浅間神社 桜かと思ったら木通庵ガーデナーによればヤマナシではないかとのこと
広場になっている場所を中心に展示 両面印刷のバーシブル仕様
ターポリンと書いてあったので
樹脂製の素材だ
耐候性もあり大判印刷も
安価でできるようだ


ムラサキヤシオが咲いている
オオムラサキに似ているが落葉性
猫が伸びている
ムラサキヤシオ 向こうの建物が木通庵
この季節、用水の流れが爽やか ベンチも作品?


木通庵を訪問する

軽井沢ブループラーク制度について
入り口 木通庵のブループラーク
土曜とあり入れ替わり見学者が訪れる 外の景色も清々しい リスも訪問するようだ
今回は山のスケッチがテーマだったので
山の本がたくさん並んでいる
山の本を中心に古本が販売されている
奥の部屋の正面には
今回の案内状にもなっている
ポスターが展示されている
手前の「芽ぶく追分」を見ることができた


   
東京鉄道局のキャンペーンポスター
1938年(昭和13年)のポスターだが
「国民精神総動員」の文字がなければ
戦時中のものとは思えない
前年の1937年(昭和12年)には日中戦争が始まっている
床の間のシロヤマブキ
浄土より 雄山 剱方面 昭和12年(1937) 雄山より剱 昭和17年(1942)
立山周辺 当然ながら右の黒四ダムは当時はない 
五色ヶ原より 雄山方面 昭和17年(1942) 天狗平より観 昭和17年(1942)
目呂二夫妻はいろいろな山を歩いているが、
すでに太平洋戦争が始まっている
昭和17年ころのスケッチも多数ある
まだ山に行くだけの余裕があったのか

(左)徳本峠(とくごうとうげ)は今も同じ風景が拡がる
当時すでに営業していた山小屋のあたりだろう

目呂二達が歩いた道は現在は古道・徳本峠道にあたるようだ
すでに当時は上高地への車道は開通していた
穂高徳本峠 昭和12年(1937)
徳本峠(とくごうとうげ)は島々から上高地に抜ける途中にある峠
尾瀬 アヤメ平 昭和18年(1943) タイトルが見えない! アヤメ平か尾瀬ヶ原と思われる
上は尾瀬でどちらもアヤメ平と思われる
写真の左は尾瀬ヶ原からの至仏山のように見える
写真で当時の登山スタイル見るとクラッシックスタイルで
風雨に弱そうなので心配になる

左 「鳳凰を望む」とあるが、南アルプスの鳳凰三山か?
鳳凰を望む  昭和15年(1940)
借?上 開墾 志なのおひわけ
左上 信濃追分の開墾地と思われる
植物はゴゼンタチバナと不明キノコ

右上 信濃追分背景は八ヶ岳
植物はチングルマとツガザクラ

左 「谷風にリュックをおろす黄苺」
左の2つは冬虫夏草
小諸からの浅間 昭和15年(1940)

小諸付近からの八ツ 昭和15年(1940)

移住したのが昭和19年なのでまだ移住前
やはりこのあたりの地が気になっていたのだろう
芽ぶく追分
最初のページにあったのがムラサキケマン
なぜかこのページだけ植物が1種類
他のページは2種類組み合わせている

JAZOO-MANIAの1号を手に取ってみることができた
表紙の画像はいろいろな所で紹介されているが
中は初めて見た
輪行参加者に人形作家の川崎プッペもいた
気になったのが成瀬元康の氏名
どのような人物か詳細はわからないが
縁福猫の協賛者成瀬芳子さんとの関係もありそうだ
芽ぶく追分  
JAZOO-MANIA1号  


少し遅い春で一気に植物が開花している
名前がわからない こちらも名前がわからない
これは名札が移動している  スケッチにもあったムラサキケマンのはずだ
いわゆるドングリだが何かな? 落葉性のナラの仲間だろう 新緑に青空が拡がる
小灯をあとにする 御影用水が流れる
近所の松葉屋の戸が開いていた
目呂二夫妻も移住したあと
いろいろ世話になったようだ

かなり焼けてしまったが
縁福猫が飾ってある
近所の休憩所で休む 大東京市区分地図をいただいてきた
もうこの季節でもけっこう暑い 浅間山を臨む 車の中の熱気を換気して出発
帰りに横川SAでだるま弁当を
買おうと思ったらなかった
下りはたかべん(高崎弁当)が
運営しているので置いてあるが
上りはおぎのやが運営しているので
置いていないようだ
無事帰ってきて、
猫たちの夕食に間に合った
途中で横川SAに寄る



 おまけ

今年はMONEY-KEY猫生誕100周年で
いろいろと企画があるようだ。

とりあえず6月には猫町で企画展がある
夏には軽井沢の追分宿郷土館でも企画展、
伊勢でも展示の企画があるという
木通庵での企画展はどうなるか?







    インスタグラム 小灯_kotoboshi
    インスタグラム  melodi.library


    なお、信濃追分に関しては次のサイトが詳しい。
                軽井沢文学散歩 信濃追分編






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