第29回来る福招き猫まつりin瀬戸 2024
                                                
 






  まだ、詳細は発表されていないが、目呂二の企画展が新世紀工芸館で開催される予定。


     せと・まるせっとミュージアム  第29回 来る福招き猫まつりin瀬戸 (2024) のページ

 油断していたら今年の招き猫まつりのチラシがアップされていた。
 詳細は上記のHPからどうぞ。(こちらから直接イベントファイル(PDFファイル)に入ることもできます)。イベント終了後、見ることができないときは「ねこれくと」内のPDFファンルをご覧ください。(8月28日)

「ねこれくと」内のイベントチラシ
(PDFファイル) 

 今年もどら猫市はやるようだ。新世紀工芸館で制作していた「セラミックアート招き猫」も今回が最終回となるようだ。最終回は「マネーキー」と「ラフター」となるが販売に関しては書いてなかった。目呂二はかつて「接吻」が覆刻制作されたがそれに続く2回目となる。日本招き猫倶楽部で制作販売している限定復刻招き猫は別に「レトロ帽子猫」を販売するようだ。
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 せっかくなので招き猫まつりの2週間前に開催される第93回せともの祭もいっしょのアップしておく。昭和7年開催なので歴史がある。招き猫まつりの当初はせともの市との日程間隔が短いので無理があるといわれていたが今ではすっかり秋の二大イベントとなった。


                    せともの祭公式HP    せともの祭プログラム(PDF ねこれくと内) 




                                         



当日編


いよいよ瀬戸の招き猫まつりが始まる
前日に出発する
東京ICに入るまでが
意外に時間がかかるのである
現在は井荻トンネルができたので
かなり時短されている


東名高速で順調に名古屋方面に向かう
休憩なしで道の駅「瀬戸しなの」に到着
仮眠を取ることにした
23時近くになって出発 道の駅「瀬戸しなの」到着
朝を迎えるが空はすっきりしない 降らなければこのくらいの方がいい ここはコンビニも併設しているので便利だ
招き猫が出迎えてくれる 仔猫もいます
こんなポスターがあった 瀬戸焼きそばが2種類になったようだ 見つからないのか?
この道の駅は招き猫まつりの会場からも近く
コンビニもあり利便性が高い
以前は福々ランチに参加していたが
今年はやっていないようだ
招き猫まつりのポスターもある
少し早めに文化センター前の
無料駐車場に移動する
後で知ったのだが
宮前公園も駐車場として開放していた
昨年は閉鎖されて
イベントをやっていたような気がする
今年もパンフレットには記されていなかった

文化センターは猫メイク以外の
イベントはやっていない
建物の中に取材に行く
大阪のおじさんも登場 準備中
無料回遊バスも待機中 顔出しパネルも設置された
これでいいかな? 猫メイク準備中
受付 回遊バスは3台あったようだ


バスが動き始めた
とりあえずパルティ瀬戸で降りる
パルティ瀬戸   銀座通り商店街に向かう
銀座通り商店街アーケード どら猫市準備中 出店は2店になってしまった
とりあえず散策に行く お茶屋さんの園山猫 空き店舗がおしゃれな店になっている

深川神社参拝
神社のご近所猫「チビリン」 福招き猫みくじ


招き猫博物館、おもだか屋前には
列ができていた
大阪のおじさんも並んでいた
自主的か、並ばされているかは不明

まだ時間前だったので見学はしなかった
せと末広町商店街へショートカットで向かう
博物館サイト おもだか屋サイト
途中にこんな音楽教室があった とりあえずアーケードの端まで歩く
アーケードにある「はたや」が
令和8年末で閉店予定だという
最近は仕入れ事情が厳しくなっているようだ
まだあと2回は招き猫まつりに
参加できるとのこと

小物を作っていたおばあちゃんも
昨年?103歳で亡くなったそうだ
この界隈で販売している
腕カバーやティッシュカバーなどの
元祖である
まだ準備中の所も多い はたや洋装店店頭
現在の小物は店主の奥様製作 猫柄の布も種類が減ってきた
瀬戸ノベルティー倶楽部も毎回覗いていく
店頭に掘り出し物があるときも
以前購入した色見本用の皿は
今も朝食で便利に使っている
瀬戸ノベルティー倶楽部 瀬戸ノベルティー倶楽部店頭
末広町商店街に行った目的は
この大招き猫で破損修理に耐え
商店街を見守り鎮座している

勘違いをして商店街の先の方かと
思っていたが宮川モールを挟んだ
商店街の瀬戸蔵に近い側であった
いたっ! 今年はツーショットで撮影できた
せと広末町商店街は
「千客万来すえひろ勝手に招き猫まつり」と
称してイベントを開いており
カオス状態の感がある
宮川モールの手作り楽市も
この商店街が主催のようだ
末広商店街瀬戸蔵側 人通りも増えてきた


                                           

新世紀工芸館へ行く
今回は目呂二展と
日本招き猫大賞作家展を見学に行く
展示棟と交流棟に分かれている。
坂の途中にあるので
入り口も何カ所かある

展示棟の入り口は1階にあたるが
その下にはまだ階がある
新世紀工芸館 奥の方が展示棟 展示棟入り口
歴代のセラミックアート招き猫展の作品
横尾忠則 もりわじん 園山春二
ここまでの5点が第1回(1997)の作品
篠田正隆・法子 町田久美
美濃瓢吾 たかいかずよし 山口マオ
以上4点が第2回(1998)作品
小澤康麿 池田耕治
佐山泰弘 あべ夏子 平賀敦
以上6点が第3回(1999)作品
はしもと美子 澤藤範次郎
今井廉 小島美知代 深井和子
以上4点が第4回(2000)作品
小嶋伸  第5回(2001)ますむらひろし
以上2点が第6回(2002)作品
第6回(2002)なかむらじん 第6回(2002)岡本肇
以下第7回(2003)以降は
年1作品ずつとなり作家作品より
瀬戸の技術の高さを表すような
復元品が多くなっていく
第7回(2003)小林カツ代 第8回(2004)湯川れい子
 第9回(2005)浅田次郎 第10回(2006)新田の水墨画猫 第11回(2007)和歌山電鐵たま駅長
 第12回(2008)ベルギー観光協会 第13回(2009)赤塚不二夫 菊千代 第14回(2010)河村目呂二 接吻
第15回(2011)歌川芳藤 第16回(2012)黒田征太郞 第17回(2013)とよだ真帆
第18回(2014)出町千鶴子 第19回(2015)歌川国芳 第20回(2016)白崎映美
 第21回(2017)大佛次郎記念館 第22回(2018)せきかず 第23回(2019)宇野亞喜良
 2020~2021年は
新型コロナの流行により
招き猫まつり自体が中止
第24回(2022)篠原千絵 第25回(2023)長靴を猫
27年におよぶ『セラミックアート招き猫展』は
今年が最終回となった
その最後を飾るのが
目呂二作のラフターとマネーキー(小)の
復元品
セラミックアート展は今回で終わったが、
別にアーカイブズとして
保管しようかと思っている
ただし撮影可となったのは
ごく最近なので資料は少ない

なお、セラミックアート招き猫展の趣旨は
アーカイブズに掲載できればと思っている
  第26回(2024)ラフターとマネーキー


昨年2023年度の招き猫大賞
西岡良和さんの作品展
『猫と遊ぶ』
階段下で猫が招く   何でも猫になる
流木の看板 これも猫
西岡さんのプロフィールを見ると
彫刻家や陶芸家とある
たしかにネット上にある作品は
陶芸作品が多い
しかし鉄を使った作品や
流木を使った作品など素材は多岐にわたる
これ生け花? これは染色ではなく直接描いたようだ
アイアンアート 右下に居るのはねずみ ねずみを追う猫
鳥に飛びかかる猫 猫とねずみ
さりげなく窓枠に置いてある作品 これも猫
ポートレイト 後ろは木製、手前は陶製 壁にさりげなく貼ってある
兄弟(左)
イスも作品となっている
少し照明が暗かったので
昨年の百人展の展示を掲載しておきます
2023年度百人展での展示 
圧倒的な存在感を示していた
トンボが組み合わされていることが多い
頂き物
4種類全部
もらってくればよかった 
流木作品 猫玉
陶板(?)猫
ネット上で調べると
やはりこのような陶製の猫が多い
今回はふてぶてしい面構えの猫が
多かったがかわいい猫も
制作しているようだ
ふてぶてしさががいい
白黒つけろ 流れ者
一見流木アートに見えても
陶製であったりと見分けが
難しい作品もある
魚とペアになっている ゴロ寝
流れ者2 流れ者3
乱入者 道場破り
陶芸作品
座っているクッションも陶製(左)
運子(右)
題がわからん 運子
タペストリー
さーてネズミを食いに行くか イス込みの流木アート
紙製の立体物も制作している
猫神(紙)様
陶製の寝子 板絵?
愛猫のメモリー 遠い日の思い出
実に多彩な素材を利用して制作をしている
同じ作家が制作したとは思えない
多様な表現方法である
10年以上前に
百人展に出品された作品とは

変化が見て取れる

猫が身近にいる人しか分からない
猫の表情がある
根子  



                                           


 突然ですがサイト内サイトで

『我輩はMONEY=KEY猫である』展 瀬戸
セラミックアート招き猫展 河村目呂二「マネーキーとラフター」



新世紀工芸館 展示館1階  
河村目呂二「マネーキーとラフター」
      ~セラミックアート展の27年~

このスペースでは最終回の
セラミックアート招き猫展として
マネーキーとラフターを元に
制作過程が紹介展示されている

したがって展示は上の27年間の作品と一体化している
制作過程 
 

ラフターの裏面の型(右)
「Look at me!」と
正面から見て左側の側面方
ラフターの正面型(右)
「HELLO!」とある

右側面の型(左)
左から裏面、左側面、正面の型 
マネーキーには大小2種類ある
表面の型(左)と裏面の型(右)
右は底面の型
型の上が裏側になる
型抜きされた
ラフターとマネーキーの表面
型抜きされた
ラフターとマネーキーの表面
型抜きされた
ラフターとマネーキーの背面
型抜きされた
ラフターとマネーキーの背面
 

 新世紀工芸館 交流館2階  
交流館の2階に上がる 落ちついた雰囲気の会場
巡回展なので見たことがある展示が多い
これはまだ現物を見たことがない
ラフターの彩色と無彩色
縁福猫はアクリルケースに入ってどの方向からも見ることができた
今回の展示ではアクリルケースの中であるが
360°好きな方向から眺めることができる
旧痴娯の家コレクションだった縁福猫
羽織が黒なので退色は少ない
二代目縁福猫  戦後の作品
これもお退色は少ない
大切にしまわれていたからか?
初代に比べると顔つきがかなり変化している
小さな3代目縁福猫
お気に入りで長年飾っていたので
羽織の紫が退色してしまった
裏面と比較すると退色の様子が分かる 影になっている裏面は本来の色に近い
意匠登録したフォーチュン猫 今だったら却下されそうだ
東海道中飛車栗毛より
今回瀬戸での開催と言うこともあり
画集東海道中飛車栗毛より
二川から一宮までのスケッチが
展示された

少し前にネットオークションに
豪華版の画集が出品されたが
あまり注文はなかったそうである
その後廉価版が発売されたらしい
「我が輩はMONEY=KEY猫である」展はここまで


                                           

瀬戸蔵に向かう 職員も今日ばかりは猫メイク
せとちゃんトートバッグを売っていた
招き猫バージョンだが
年号が入っていないので
今後も売られるだろう
年に1回のせとちゃん猫バージョン   せとちゃんトートバッグ
4階の百人展会場に行く
飲食物は禁止だが
撮影はOK
  百人展会場入り口
やはりいつかは欲しい小出さんのミニ木彫
編みぐるみ「ボク、招き猫になるよ」 このカードの文で撮影した
ポンテ工房の「つながる輪」 真鍮版を加工した猫たち
高綱さんの切り絵「凜々と」 「おいでおいで」
モデリングクリエーターによる「A.I.Nyan」 3dモデラーによる「未来の大須猫」
百人展も多種多様を極め、
モデリングによる猫も登場した

パーツを作るための設計が大変そうだ
そうかと思えば、そのままではよく分からないが
バーチャル空間に現れる猫まで登場した
桐山暁による「星、月、太陽」
毎回開催されている招き猫づくり体験
真剣に彩色中
すっかりおなじみになった出張タマ駅長
そういえばまだニタマに会っていない
和歌山電鐵コーナー たま駅長休憩に入る


いったん駅前まで行く
駅前から招き猫モード
尾張瀬戸駅前 駅前から店が並ぶ
今年もコーちゃんが招く
完全にしまってますね 今年もお世話になりました


ふたたびパルティ瀬戸に行く
歴代日本招き猫大賞受賞作家作品展
Nさんの奥様作成シャツ
かわいい猫柄なら分かるが
妖怪猫の柄の布は何に使ったのだろうか
あまり汎用性があるとも思えない
何かのイベント用だろうか?
並んでいるのは作家さんの作品購入者 化け猫柄のシャツ

荒川さんと板東さんに
著作権者についてうかがった
ひじょうに参考になった

日本招き猫倶楽部の
フリーミーティングに参加する
思ったほど参加者は多くなかった
ひじょうに内輪のミーティングに
なってしまったのは残念
しかも画像がない!

駐車場に向かう そろそろ閉店準備をしている
安いガスステーションに
給油しに行き後、出発
途中の岡崎SAで休憩して夕食を食べる
お土産を買って一路東京へ向かう
岡崎SAで休憩 帰宅した!


今年の収穫  
風呂猫さん提供の
10年ほど前に制作された
「立ち上がれにゃっぽん!」と
ガチャガチャの2点

断捨離中の
名古屋のNさんの元へは

イベント土産用に招き猫貯金箱
期待の若手
”招き猫パワー”さんには

古作の三河系招き猫と
ガチャガチャの残り全部が
お土産として渡った
フェルト猫作家の法雪作の陶人形 ガチャガチャの「下川原人形」と名古屋土人形  
猫純さんのところで
住山作の
木版画を購入

はたやで猫柄の生地を購入
猫純さんから購入した京都の住山さん作の木版画 猫柄の生地  


 編集していて、今年はいつもと違うなと思ったらおもだか屋周辺の画像が全くない。招き猫ミュージアム、あもだか屋、STUDIO894周辺はまったく見ていないので画像もない。宮川モールの「あなたのハートにねこじゃらし」もまったく見ていない。新世紀工芸館に行っているのに「壊したくない猫の貯金箱」展は見ただけで撮影していない。これらが加わっていたら膨大な数のファイルになっていただろう。
 とりあえず今年の招き猫まつりは終わった。来年は2025年9月27日(土)・28日(日)の開催予定。