第16回来る福招き猫まつり 伊勢編 2010年9月18日
今年もやってきましたこの季節。昨年は五連休の大渋滞で大失敗をやらかしたので今年は早く出る予定だったが・・・・。やっぱり遅くなってしまった。それでも昨年よりはちょっと早いかな。まだ日にちが変わっていないのに都内から渋滞が始まる。工事渋滞のようだ。
東名高速に乗る。まだ日付が変わっていない。でも混んでいる。停まることはないが80km位で走る状態が続く。これが一番怖い。だんだん眠くなる。今年もずっとこの状態であまりスピードを上げることができない状態のまま名古屋あたりで夜明けを迎える。昨年と似たパターンでいやな予感がする。しかし今年は何とか大渋滞に巻き込まれず伊勢道に突入。
しかし伊勢に着いたのはもうすっかり日が昇った7時過ぎ。予定した駐車場に行くが何と駐車場がない。店ができている。仕方なく伊勢神宮の第一駐車場に駐める。ここもだいぶ埋まっている。
さて販売会場に急ぐ。岐阜のNさんの姿が見える。何ともう整理券を配布してしまったのだそうだ。またもや昨年の二の舞?。いやな予感が当たってしまった。
このNさんからおもしろいものを見せてもらった。アッ縁福猫!オークションで落札したそうで状態はあまりよくないがこれは紛れもなく戦後の縁福猫に間違いない。
しばらく販売所前で待っていたがだれもその後来ない。店長さんを見つけた方がいいとのアドバイスで店長さんを見つけ、何とか最後の整理券ゲット。詳細は秘密!
店が開くまでしばらく時間があるのでおかげ横町を散策する。人でごった返す通りもまだひっそりとしている。一部では慌ただしく店開きの準備が進められている。雨が降るとたいへんだが今日は青空で気持ちがいい朝だ。むしろ暑くならないか心配だ。
今年は第一駐車場 | パンフレットを見る | |
ニャーナのいる改装された市丸 | ここが全国郷土玩具招き猫販売会場 | |
楽市の準備も進む | ここは陶友サムさんのブース | もっと正面から撮ればよかった雲林院さんのブース |
演題を出して準備中 | 看板も出します | こちらの通りは誰もいない |
蝉丸さんや五十嵐さんの絵付け体験も準備が進んでいる。
少しずつ通りを歩く人も増えてくる。
もりわじん猫が吠える?! | 左は蝉丸さんのブース | きれいな青空 |
五十嵐さんの絵付け体験も準備中 |
やがて店舗も開店準備を始め、だんだん町中が活気を帯びてきた。
いよいよ解禁時間の9:29迫る。
伊勢や瀬戸の招き猫まつりに関してネット上でまとまった報告はないように思う。その意味では不十分であるが「ねこれくと」上のレポートは貴重ではないかと思う。あまり詳しく報告すると○○○○・・・・・・と言うわけで自らの首を絞めかねない状況に最近なってきている。そこでちょっとこの部分は○○○○○します。
9時29分が近づくと五十鈴茶屋の前に怪しい人影が集結してくる。時間が迫ってくる。みんなソワソワし始める。シャッターが開き閲覧会が始まる。今年は撮影禁止なのだそうで、あまり公には撮れない。まあ○○さんのならOKか。
伊勢の招き猫まつりには○○の○○さん制作の招き猫なんて出ていませんよ。絶対に。でも非売品は展示してあったかな。願望が妄想になって12体あるように見えてしまいました。
全国郷土玩具招き猫展での一部ファンによる熱気が冷めると会場は元の平穏な状態に戻っていた。
以前正月に東京でやっていた郷土玩具展がなくなり、まとめて招き猫を入手できる機会が減った。来年あたりは未入手の招き猫をひと揃い買っておく必要があるかもしれない。
旭土人形は高山八郎さん米寿の作品。花巻も出ているがやたら高い。そういえば常石張り子は制作を頼んで10年以上がたってしまった。どうなったのだろう。
まだまだ未入所多数あり | ||
高山さん米寿(八十八)の作品 |
今年も出ていました「おかげ犬みくじ」。この一画だけは犬OK。
連休初日で天気もいいとあって通りの人はどんどん増えていく。招き猫まつりに来た人。伊勢参りのついでにのぞいていく人。瀬戸とはちがい様々な人が行き交う。
全体的な雰囲気や催し物はほとんど変わっていない。スタンプラリーも人気だ。瀬戸とちがい祭り自体はコンパクトにまとまっている。
今年もあった | ||
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少しずつ客も増えてきた | この張り子も人気者 | |
楽市通りもにぎわってきた | ここも混んでいる | |
人気の記念撮影スポット | 瓶は欲しいが飲まないので・・・ | 今年もあります招き猫郵便 |
来る福 福袋 | 猫舞いは29日のみ | 駐車場は浪曲茶屋になっていた |
毎年楽しみにしていた獅子舞ならぬ猫舞いだが今年は9月29日のみの披露だそうだ。残念。この日程だとこれからも見られない。何とか人の集まる休日にできないものだろうか。
まだ朝食を食べていない。気温も高いのでこのまま内宮お参りの後に昼食ではもたない。ちょっとはやめだが混む前にいつものすし久で食事をする。いつもは手ごねずしだが、今回は初めてとろろ定食に挑戦。これは腹持ちがよくていい。できれば二人で手ごねずしととろろをとって半分ずつにしたいところだ。
いつも昼食はここ「すし久」 | 今年は初めてとろろ定食 | ニャーナに会いに・・・ |
さて、おめあてのニャーナに会いに行くがいない。市丸は改築されてきれいになったがニャーナの居場所がない。本にも載ったせっかくの生招き猫なのに惜しい。家の中にいるのだろうか。ネットを調べていたら調べてみたらニャーナが大変なことに・・・。
何と改装中の2009年10月26日に実家のある志摩で突然になくなったのだそうだ。車に乗るのが好きで何度か人の車の中にいたそうだ。その後見つかっていないようだ。どうしているのか無事なのだろうか。人に接することは慣れているので案外他の家に上がり込んで・・・・なんてことも。ただ無事を祈るばかりだ。これで楽しみがひとつ減ってしまった。
信仰心のかけらもないがお伊勢参りが毎年の恒例行事になってしまった。昨年掛け替えていた宇治橋を渡り、ショートカットして本殿へ。バスガイドの話しでは昨年の台風で内宮本殿前の階段脇にあった大楠が倒れてしまったそうだ。向かいの川側にある木に倒れたときに傷がついた跡が残っている。それにしても混んでいる。階段まで並んでいるのは初めて見た。もうすぐ遷宮で向かって左側の敷地に本殿が移る。
新しくなった宇治橋 | ||
昨年掛け替え中の宇治橋 | ||
混んでいる! | こっちは下で撮影 | 次の遷宮敷地で撮影できるのもあと少し |
静かな池だが・・・ |
敷地内にある池の水面には向こうの木々が映りきれいだ。しかし、今年の猛暑の関係だろうか。ちょっと濁っている。
戻ってくると陽がかなり西に傾いていた。空も少しずつ赤みを帯びてきた。五十鈴茶屋でいっぷくと思ったのだが、残念ながら受付時間が過ぎていた。しかたがないので五十鈴川の川岸で団子を食べながらお茶を飲む。ちょうど日陰になっているので涼しくて気持ちがいい。等間隔にカップルが座っている。ちょっとじゃまして腰を下ろす。カップル距離のバランスが崩れるとファミリーや個人が入ってくる。おもしろい。
今回も結局朝からゆっくりしてしまった。第二回から数えて十五回目。すっかり当初のメンバーとは変わって赤福主導の招き猫まつりとして定着した感がある。ある意味マンネリ化も避けられない。しかしそのマンネリ感も定着すれば安心感につながり、だれでも通りがかりにちょっとのぞいて参加できるという強みもある。瀬戸とはまた差別化が計られた招き猫まつりとして定着している。
来年もまた来るだろう。ここまでくると○○の招き猫入手とねこれくとのレポートの義務感でやって来るようなものだ。だからこそまた来年も来るぞ。
○○の招き猫 | 山崎張り子 | 上山張り子 |
今年の成果は○○の招き猫。最後の残り福としてはいいものが残っていた。それとなかなか普段はいつでも買えると思って手を出さなかった山崎張り子と上山張り子。どちらも比較的新しい張り子だ。これは全国招き猫図鑑の材料になる予定。
三連休でもあり、せっかくここまで来たのでちょっと足を伸ばして新しくなった貴志駅まで行くことにした。紀伊半島縦断の旅に出発。