6年ぶり、深大寺だるま市へ行く2012年3月4日


 最近は平日開催ばかりでなかなか行けなかった深大寺だるま市に久しぶりに出かけた。7時半頃出発。いつものコースとちがうカーナビの選んだ道を行ってみる。神代植物公園付近の道もずいぶん変わった。
 植物公園の駐車場に駐めていざ出発。
 途中のお宅になぜか土人形の天神様。どこの人形だろう。

 そば屋の前で猫くん発見。撮影するため近寄ると次々出てきた。朝食の時間のようだ。4匹いる。帰りにそば屋に寄ってみよう。

 
まだ駐車場も空いている  謎の天神様
 
ネコ発見  増えてきた 
朝のお食事  これがタマらしい  お食事中
   
 まだ参道の露店も準備中で人も少ない

 まだ参道の露店も準備中で客も少ない。今年は寒いので梅の開花も遅い。
 山門前に到着。この山門は1695年(元禄8年)につくられた、境内現存の最古の建物なのだそうだ。
 本堂に向かう。まずはお参り。まだ空いている。

 本堂右手に会田さん発見。今年は根岸さん、内野さんと多摩張り子の作者が並んで出店している。早速会田さんのところへ行く。猫の数は少ない。干支ものもない。何と昨日売れてしまったのだそうだ。あれ、取り置き忘れたのかな?仕方がないので達磨抱きの黒猫バージョンを購入する。境内をブラブラしながら内野さんの店を見る。猫が3匹いる。小さなものはなかったような気がする。デザインは同じだがもう少し大きかったような記憶がある。記憶はあいまいだがここは買って帰るしかない。内野家の猫はあまり数も多くなく招き猫まつりに出ることもない。招き猫ファンにとっては入手が難しいのではないだろうか。今回出ていたものもすべて招きではない。招きとなるともっと入手は難しいかもしれない。

  常香楼1833年(天保4年)の建立で、
もともとは大師堂前にあり、
ここに移されたそうだ。
幕末の大火で焼けたあとが
残っているらしい。
来年じっくり見てみよう。 
 山門前  常香楼  
 
 本堂前 調布消防署 火の用心 
 
多摩張り子会田さんの店  猫は残り少ない   
お隣は多摩張り子根岸さんの店  さらにその隣は多摩張り子内野さんの店  内野さんの猫はなかなか貴重
 高崎張り子も縁取りがないと雰囲気が変わる      何かと思ったら 阪神タイガース寅達磨 

 境内を見て回っていると会田さんがやってみた。こちらも名乗らなかったので最初は気が付かなかったようだ。また店に戻り、取り置きしてもらった2匹を購入。辰がかわいい。

  
会田さんに呼び戻され、干支ものゲット  
  
 写真愛好家グループの絶好の撮影場所 
 中央の方には以前書いてもらった記憶がある      だるま開眼  
  
 お炊き上げ  元三大師堂
 元三大師堂から見下ろす 中央は内野家のメイン店  内野家は二カ所に店を出したようだ 
  
   達磨付き破魔矢

 元三大師堂に登る。まだ祈祷は始まらないようだ。前回からお堂に上がり祈祷を見ることにしている。なかなか迫力があるのだ。待っているがなかなか始まりそうにない。仕方がないのでしばらく散策することにした。
 また本堂前に戻ってきた本道脇にある旧庫裡をのぞいてみる。この中に置いてあった供え物のような膳は何に使うのだろうか。

庫裡(庫裏)とは僧侶の
居住場所なのだそうだ

台所などをさすこともあるそうだ
 旧庫裡(くり)  旧庫裡内に置いてあったこれは何だろう 
 奥の鐘楼の梵鐘は国の重要文化財 常香楼にもどる
 
  こちら高崎張り子  

 再び原産大師堂に戻る。
 元三大師堂に人が上がり始めた。いっしょに上がる。前回ほど人は多くない。きっと初日で天気のよかった昨日は混んだのだろう。
 天井を見上げるが天井画はわからない。ここの天井には幕末から明治期の画家であり浮世絵師であった河鍋暁斉の龍の天井画があるということだ。煤けて見えないのだろうか。それとも別の場所なのだろうか。来年はぜひ見てみたい。いよいよ祈祷が始まる。このリズム感と迫力がいい。来年は録音してみたい。最後は般若心経で終わる。護摩焚きでは勢いよく上がる炎にお札を次々にかざす。護摩焚きの煙でお堂の中が煙っている。達磨を持ってくると護摩の炎で祈祷してもらえる。残念ながら小銭がなかったので今回はパス。

 
今回は少ないようだ。   祈祷中の撮影はできない 祈祷前  
  元三大師堂は幕末の大火で消失したが1867年(慶応三年)に再建された。
  鎌倉末期の作とされる2mを越す慈恵大師像が安置されている。
  最近ではこの元三大師が深大寺の信仰の中心となっており、
その元三は慈恵大師の入寂が正月三日だったことによる。
  堂内には幕末から明治期の画家・浮世絵師河鍋暁斉(かわなべ きょさい)の
竜の天井画が残っている。 
 元三大師堂での祈祷    祈祷後、護摩を焚いた煙で
堂内が煙っている
 達磨を持ってくれば護摩の炎で
祈祷してもらえる
   
 
 お堂の上から  開眼の列が伸びていた  

 外に出ると開眼の列が長くなっていた。寒くなってきたし天気も悪くなりそうなので帰るとしよう。

 帰りがけに蕎麦団子を買って帰る。途中にある水車小屋(水車資料館だったかな?)は6年前に来たときちょうど屋根を葺いていた。
 朝方の猫のそば屋に寄ってみる。残念ながら猫はいなかった。きつね+たぬきのむじな蕎麦を食べる。どうも猫はもう少しいるようだ。

 
 蕎麦饅頭を買う    前回来たときは屋根を葺いていた
 むじな蕎麦 ねこでます   
 
 深大寺猫    駐車場は満車状態になっていた
   
   小金井街道中央線武蔵小金井駅脇を通る 
 ジョイフル本田瑞穂店から  

 ここまで来たのでジョイフル本田瑞穂店に寄っていく。寄っていくといってもけっこう距離はある。小金井街道を北上する。武蔵小金井駅脇の踏切も立体化され大学に通っていた当時の開かずの踏切の面影はない。
 ジョイフル本田でパソコンモニターのマルチ化の材料を捜すがなかなか適当なものがない。今日は収穫なし。

 天気も悪そうだし、帰宅を急ぐのであった。

今年の収穫

左から内野家の猫、それ以外は会田家の猫 
 黒猫達磨抱え  
 干支もの その1  
 
 辰の顔がなかなか凛々しい  
 干支もの その2  
 
   こちらの辰はおとなしそう
 内野家の仔猫? おとなしそうな顔つきだ  脇にあるのは内野家のお札


 やはり3月3日がメインになるので初日の方が混むそうだ。来年は3月3日が日曜のはずなので朝一番にかけつけよう。
 来年は巳年。デザインとしては難しい。昨年は猫に巻き付いていた。足元にとぐろを巻いた巳がいる猫が出ると見た。