=^・^=深大寺だるま市へ行く     2001年3月3日

 今年も3月3日がやってきました。3月3・4日は深大寺の達磨市です。多摩張り子の招き猫は最近結構いろいろな招き猫頒布会で見かけることができるようになりました。しかし深大寺の達磨市の魅力は現在多摩張り子の招き猫を製作している会田家・根岸家・内野家の製作者にじかにあって購入できることです。また招き猫以外の張り子を入手することもできます。そんな多摩張り子の招き猫がわが家に増殖するのがこの両日なのです。
 今年はちょうど土日に重なったのですが、仕事が忙しい時期でもあり何とか午前中は休暇をとり、ネコの買い出しに、午後は平和島の骨董市へ、夕方からはそのツケが回ってきて夜中まで仕事となってしまいました。
 今年はそのような過密スケジュールのため、早めに家を出ました。日差しも穏やかで深大寺は梅の見ごろです。さすが土曜日とあってまだ露店は準備をしているという午前9時前にもかかわらず、境内は結構人でにぎわっています(下の山門前の写真は人の流れがとぎれたところで撮影していますのですいているように見えますが)。

   左 境内の梅も見ごろ

 右 深大寺山門(午前9時前) 
  

 だるまの露店は山門を入った境内を中心に出店しています。高崎だるまが中心ですが、その中に多摩張り子の先の三家が出店しています。また露店の中には招き猫のみの露店も見受けられます。また昔ながらの竹かごでだるまを運んでくる業者もあります。 

    
 左 招き猫専門店もある。猫は高崎張り子

 右 店によっては今でもこのような竹かごに入れて達磨を運んでくる

根岸家の露店  店の位置・・・本堂右手の奥あたり
 根岸家の招き猫は何といっても凹凸の少ないとぼけた表情の招き猫が私は好きです。最近は根岸利夫さんの息子さんがかなり製作をしており、新しい型の横座り招き猫が店頭でもかなり増えてきました。写真のトラ猫は昨年から製作され始めたものです。結構いろいろな試作品を作っているようでピンクなどもあったようです。
 話をしていると、今年の秘蔵の試作品を見せてくれました。写真の青猫がそれです。岩絵の具を使っているのでひじょうに高価になってしまうということです。まだ研究中ということで色むらがどうしても出てしまうということで今後どんな猫が登場するか楽しみです。
 ちなみに今年は従来タイプの金色の達磨抱き中型を購入しました。 

             
       
左上 根岸家の人たち。手前が根岸利夫さん

中央上 根岸家の大黒柱の息子さん

右上 根岸家の猫たち

左下 トラ猫

中央下 秘蔵の青猫 

内野家の露店 店の位置・・・本堂の左手あたり
 内野家の猫は3種類の存在を知っていますが、私がねらっているのは前で達磨を抱えているタイプ(招き猫にはなっていない)です。残念ながらかなり前に見たことがあるのですが、ネコは手間がかかる上、だるま市では売れ筋はやはり達磨ということで招き猫の店頭在庫はあまりありません。今度ぜひ「達磨前抱き猫」を注文製作してもらおうと思っています。
 内野家の達磨の中には植え込みの髭付きなどの変形達磨もあるのでじっくり観察すると楽しめます。
 また写真ではよくわかりませんが息子さんを含め親子3人とも同じ顔をしているので店はすぐわかります。 

          
内野家の店頭と2人の息子さん

内野雅夫さん 中央写真の右上の拡大
達磨抱き招き猫と髭達磨

会田家の露店  店の位置・・・本堂右手手前
 会田家にはかなり多数の招き猫の型があります。ほとんどは先代の会田光雄さんの型だそうです。現在は3代目の会田雅志さんと奥さんの幸代さんによって引き継がれています。猫以外にも女達磨、宝珠抱き狐、天神、福助などいろいろな張り子があり見ているだけで楽しめます。今年の目当てのサイコロ抱きは2種類のサイズがありました。
 また毎年の干支物の招き猫も楽しみの一つです。試作品ではヘビが猫を1周巻きついていたそうですが、猫がかわいそうということで今の姿になったということです。しかしやはり肩越しにヘビが顔をのぞかしているのは不気味です。今回は縁起物でもある白ヘビ巻きを購入しました。
 サイコロ抱きにすっかり舞い上がり、後で買おうと思っていたヘビのみの張り子を手に入れ損なってしまいました。これはなかなかの傑作だと思います。
 来年は王将抱きをお願いします頼むと、確かに型はあったはずといおうjことで来年の楽しみができました。再来年は子猫3匹飽き、さらに翌年は俵乗り3匹招きとまだまだ製作をお願いする型はたくさんあります。  

   
     左上  会田家の方々

中央上  奥さんの幸代さん

右上  狐や女達磨など種類も豊富

左下  この親子招き猫が会田家では最大、達磨持ちは最近になって製作再開されたもの

中央下  中興はサイコロ持ち、右は黄色の蛇にまかれた干支もの  

左  出番を待つ猫たち

右  張り子の白蛇はひじょうに凝った作り

 ところで深大寺ではだるまの開眼をしてくれます。志納金を納めると左目に阿吽(あうん)の「阿」にあたる梵字を入れてくれます。翌年願いが叶うとこんどは右目に阿吽の「吽」にあたる梵字を入れてもらい、だるまを納めます。今年は根岸家のだるま抱きに目を入れてもらいました。さすがに目が小さいので筆では無理でサインペンになってしまいましたが、とりあえず開眼しました。
 護摩を焚いている本堂の中では祈祷の後、達磨はなぜ赤いかの説法を行っていました。


左上  達磨市で購入した達磨を開眼してもらえる。

中央上  根岸家の達磨抱き招き猫に目を入れてもらいました。

右上  護摩を焚いたあと、説法を聞くことができる。

左下  帰るころにはこんなに多くの人になりました。

 目当ての猫も手に入り、帰るころは山門の前は朝とはうって変わって、大勢の人でにぎわっていました。来年の3月3日は日曜にあたり、天気よければ今年以上ににぎわうでしょう。来年も早出することにしよう。

   ※出店場所は毎年同じあたりですが、初日と2日目では少し位置が変わるそうです。

深大寺
  東京都調布市深大寺元町5−15−1   0424−86−5511
  JR 三鷹あるいは吉祥寺駅よりバス  自家用車の場合は深大寺周辺に私営臨時駐車場が設置されます(だいたい1回1000円)、神代寺植物園前の公営駐車場が駐車台数も多く便利(最初の2時間500円)

おまけ
 これが今年入手した会田家の招き猫です。サイコロの大きさが先代の会田光雄氏作のものより少し小さいように思います。

     
白蛇招き猫   白蛇招き猫 裏面            サイコロ招き猫