春の陽射し深大寺だるま市へ行く  (2006年3月4日)

 今年は開催日が金・土曜で、初日は仕事で行けないので2日目の早い時間に行くことになりました。初日は曇り空で寒かったのですが、2日目は青空で絶好のお参り日になりました。都心では暖かくてもさすがに深大寺まで行くと霜柱が立ち、空気もひんやりしています。
 まだ時間帯も早いので深大寺植物園の駐車場もガラガラの状態でが植物園の前にはもう入園を待っている人がいます。
 深大寺付近の露店もまだ準備段階中です。

                   
                         深大寺山門前

 まずはお参りをして会田さんの店を探します。店の位置は日で変わりますが、だいたい毎年同じあたりにあります。今年は根岸さんの店と隣どおしです。初めて見る光景です。2日目なので目当ての干支ものは残っているか心配だったのですが、朝早いこともあっていくつか残っていました。早速品定めに移り、2匹購入しました。今年も昨年に続きおばあちゃんの姿が見えないので体調を崩しているのではと心配して尋ねると、もう年で寒い中にずっといるのもきついので、「留守番も仕事」といって自宅を守ってもらっているのだそうです。自宅で張り子を貼っているとのことでした。干支ものもこれでやっと一回りしたようですが、前回犬はつくったが、猪は記憶がないとのことでした。どちらにしろ違う型を作らなくてはならないのでけっこうアイデアを出すのが大変なようです。
 となりの根岸利夫さんのところは干支ものはつくっていません。持っていないものはないかと思って見渡しますが、けっこう人間の記憶は曖昧で自分の持っているものがどれだったか思い出せません。右手・左手、色違いとあるので記憶が曖昧になるのです。これは前垂れの柄が違うなと思った黒猫を1匹連れて帰りました。いちばん大きい型はいつ頃の型か尋ねてみるとそれは先代が彫ったもので昭和25年の墨書きが入っているとのことでした。50年以上も同じ型で延々とつくられていることになります。
 内野さんの店も毎年同じところにありますが、今年は猫は出していなかったようです。やはり猫は売れないとのことです。しかし、張ってはいないが型は20種類程あるそうです。今度つくってもらえないだろうか。

     
  会田さんの店   根岸さんの店   めずらしい根岸さんと会田さんのツーショット
  内野さんの店

 深大寺は奈良時代(天平5年)満功上人によって創建され、東京では浅草寺に次いで二番目に古い歴史を持つ寺なのだそうです。
 その深大寺を一回りして元三大師堂に上がり、護摩焚きの法要を見学し、説法を聞くとゆったりとした気分になります。

    元三大師堂    元三大師堂の中から    大師堂の脇で開眼できる

 帰り道、道沿いにある深大寺水車館の水車小屋の屋根の葺き替えを見ていきました。水車小屋があるのは前から知っていましたが、見学するのは初めてです。かつてこの場所に水車小屋があり地元の人たちに利用されていたが、昭和30年頃には使われなくなったそうです。地元の人たちから水syふっかつの願いを受けて平成4年につくられたそうです。パンフレットを見ると申し込めば水車を使った石臼を利用できるようです。かつてはこのあたりにもたくさんあったであろうかやぶきの屋根も宅地開発で見られなくなってしまいました。しかしこのように葺き替えをやっているということはその技術は受け継がれているのでしょう。

          
     水車小屋の屋根の葺き替え

 ちょっと早い、昼食の深大寺そばを食べ、次の目的地である平和島骨董市へ向かいました。

今年の成果  この3匹です。

 根岸さんの黒猫はすでに持っている大きさですが、前垂れの柄が違います。会田さんの干支ものは元気そうな犬が座っています。12年前とは異なる新作だそうです。もう一つ犬と仲良く並んで座っているものは招き猫ではありませんが犬の顔がとぼけていてなかなかよい作品です。

  根岸作 黒猫   会田作 犬付き   会田作 
 中央の犬付きは正面から見ると犬の片面しか
ないように見えますが、斜めから見ると両目もあり
けっこう立体的なのです。      

 来年は土日の開催なので久しぶりに初日の早い時間に行くことにしよう。


 上の犬の顔を正面から見たいというリクエストがありましたので追加します。
いかがでしょうか。  (3月19日)