北海道の招き猫7  2003年編

またまた今年も北海道で招き猫を採集してきました。

1 根室の何でも招きそうな招き猫

         
 国道44号線を根室に向かっていき、根室市内にはいると右手に佐田石材店が見えてきます。そこの店頭で客を招いているのがこの欲張りな招き猫です。流し込みののもでは見かけたことがありますが、石材で作ったものは始めて見ます。親猫は「大入り」大福帳に小槌と達磨を持ち「福」の鈴付き。その足下には6匹の子猫が俵に乗り、鯛を抱き、「大入り」や「福」の小判を持ち、右手や左手を挙げて何でもありの福の招き放題です。
 今回は時間が遅かったため、閉店していましたが、店内には小さな招き猫もありました(それでも30cm位はありますが)。霊園の向かいにあるため墓石がメイン商品でしょうがそれ以外にもおもしろいものがたくさんあります。ウルトラマンやゴジラ、ピカチュウは他の石材店でもよく見かけますが、石のオブジェ?や実物大郵便ポスト形の郵便受け?、狸のトーテンポール?など不思議なものもあります。自分のところで制作している石材店では技術力を示すためのものなのでしょうか。




 ←狸のトーテンポール。招いている狸もいる。


2 根室の招き猫の耳?
 以前、猫足こんぶを紹介しましたが、猫の耳も存在しました。招き猫とは書いてありませんが、「福みみ」とあるのできっと招き猫の耳でしょう。正体は猫足昆布の根です。この商品名は販売者の「こんぶ娘の工房」の商品名のようです。実はもう少しや安い物もあったのですが、名前につられて買ってしまいました。ちなみに購入したのは道の駅のスワン44です。

  
  猫の福みみ


3 美深の井上食堂の招き猫

 食堂や蕎麦屋に招き猫はつきものです。特に関東方面の古い店ではヒゲタ醤油が配った招き猫が今でも幅をきかせています。北海道の小さな町の食堂にもがんばっている招き猫がいました。見るからに年季が入っています。今の常滑タイプではなく、しかも飲食店で黒猫というのも珍しいかもしれません。国道40号線で美深町に入り、駅前通りをすぎると左手にスーパーみしまが見えてきます。この招き猫の飼い主の井上食堂はその向かいにあります。店頭には提灯がさがっているので夜なら目立つのですが、提灯が消えているとはたして営業しているのかどうかわからず、知らない人はちょっと入店をためらってしまいます。
 今のご主人は二代目で先代からあるそうで少なくとも昭和31年以前とのことです。一時は子供がお金を出したりして遊ぶので奥にしまわれていたそうですが、また店頭に復帰したとのこと。年季の入った招き猫はお客さんをよく呼び込むようで、食事中にも何人も来客がありました。
 ところでこの店のラーメンメニューは初めてだとどのように注文してよいのか迷ってしまいます。基本型だけでもAタイプからFタイプ+Sタイプの7種類あり、それに味は5種類から選択、さらに麺の種類も4種類から選び、油脂も8種類から選べます。それに麺のかたさやトッピングを選択するととんでもない数の組み合わせになります。
 また食事中にあった来客は全部ソフトクリームを買いに来た客でソフトクリームもSS(赤ちゃん用と言っていた)から5L+その他いろいろとこれも驚くべき種類があります。みんな4つ6つとおみやげに買っていくようで町でも名物になっているようです。

     
カウンターで今日も客を招く 年季の入った招き猫  数々のラーメンメニュー
 今年(2004)も井上食堂の招き猫は元気にお客を招いていました。去年は1回行っただけですが、今年はずいぶんお世話になりました。店の外観がなかったので追加しました。朝なので暖簾はかかっていません。夜はソフトクリームや提灯が点灯していれば営業中です。やはり旅行客がふらっと入る店の外観ではありませんが、いろいろなところで話を聞いて訪れる客も多いようです。
 STVの取材も来ていました。    (2004年9月5日追記)


4 標津の招き猫暖簾?
 最近の北海道は中規模都市でも空き地などが目立ちます。野付半島をかかえる標津町でもかつては根室標津駅があり活気があったのですが、最近はちょっと寂しげな感じです。国道244号線で知床方面へ向かう標津の市街地を少しすぎたあたりにあるプレハブ建て?の店の暖簾です。はたして営業しているのかどうか朝と夕方二度通過したのですが確認できませんでした。
 根室標津駅の後にはターンテーブル(転車台)が残っています。 

     
  根室標津駅跡の転車台

5 おまけ
  はたらくトロッコ王国の招き猫
 美深町にあるトロッコ王国では、昨年持って行った多摩張り子の招き猫はお客さんをよく呼んでくれているようで、昨年より20日も早く10000人を突破しました。

 トロッコ王国に長居しすぎたので、今年もこれだけ。
 招き猫とは全く別に『北海道へ行こう』(仮称)というページを作ってトロッコ王国や井上食堂など少しマニアックな北海道案内をしようかなとも考えています。