北海道の招き猫15 2011年版
このシリーズも13シーズン目となってしまった。昨年も書いたが13シーズン目なのになぜ「北海道の招き猫15」?それはこれほどシリーズ化するとは思っていなかった初期のころ一シーズンを複数のページに分けて掲載してしまったた結果なのである。
最近は新種になかなか巡り会えない。気合いを入れればまたちがうのであろうが似たようなコースを楽しんでいることにもよる。今年もこれまで報告してきた招き猫達の消息確認が中心となってしまった。またそれはそれで長期間にわたる変化ということで意義あるマンネリ化としてお付き合い願いたい。
前置きが長くなったが、さて今年の北海道の招き猫は・・・・・。なお、所在地はこれまでの報告を併せて参考にして欲しい。
1 八雲の「(株)シンオシマ」のフェンス (絶滅危惧種)
今年は函館に行かなかった。でもその手前の八雲町に入った。ずばりこれを確認するためである。
招き猫フェンスが草におおわれている。草刈りをしていない様子だ。もし土地が売却されればという危惧を昨年書いたがとりあえず今はシンオシマの所有のようである。ただし道東道の工事業者が一部使用しているようだ。
かつてのような招き猫が復活する望みはもはやない。このシルエットが今後どうなるのであろうか。見守っていきたい。
草におおわれてしまった招き猫フェンス | ||
---|---|---|
こんな感じで見えている | よほど注意していないと見逃す | |
昨年(2010年)はこんな感じ | ||
草の向こうから手招き | ここでも | ここでも |
この会社が期間限定で一部使用しているようだ | シンオシマの看板はある | |
草刈りしてよ〜 | きれいな花の向こうに見え隠れする招き猫でした |
2 京極町吹き出し公園の謎の「幸運の猫」
ほぼ毎年水を汲みに寄っている羊蹄山麓にある京極町の吹き出し公園。ここの水を汲んでコーヒーを入れる。何という贅沢。ゆったりした夏のバカンスに欠くことができないのである。
ここの駐車場にある売店で「幸運の猫」の看板を見つけた。木彫ねむりねことある。制作は中村木彫店で木彫の民芸品らしい。
どのようなものか気になったので店をのぞいてみたがよくわからなかった。
わき出し口 | 駐車場のいちばん端 | |
中村木彫店のHPへ |
インターネットで検索すると出てきた。なかなかかわいい猫だ。あまり大きくないような感じだ。木球はすばらしいが1個の制作に20〜30時間かかるというので価格もそれなり。でも興味をそそられる。来年はじっくり見てレポートすることにしよう。
3 井上食堂の生招き猫
美深町の井上食堂の生招き猫。まったく人見知りなし。今年も店から出たり入ったり。
メス猫なので妊娠中だった。。
井上食堂店頭 | 室外の客寄せ招き猫 | やっぱこれでしょ ラーメンF |
---|---|---|
室内の客寄せ招き猫 | 元祖井上食堂の招き猫も健在 |
4 旭川市の古道具屋 時代屋の逆さ招き猫
久しぶりに見に行ってきました。健在です。まだ朝早いので開店前。
招き猫には
「この世の中 あたりまえでは おもしろくありません」とある。
時代屋店頭 | こんな感じね | この世の中 あたりまえでは おもしろくありません |
5 帯広市のネコグッズ グルーミング
毎年事前に注文しておこうと思うのに忘れてしまう。年に一回の訪問のに覚えていてくれる。今年もオリジナルの黒猫プレートはなかった。制作者のおじさんの都合次第のようだ。ついに今年は注文しました。来年取りに来ます。連絡もいりません。名乗りもしなかったが「ねこれくと」で制作注文を完了。
肉球 | 散歩中 | ここにも・・・・ |
ほら招いているでしょ |
でも猫グッズの店で招き猫ではないのでは?いえいえ片手でグルーミング猫しっかり招いています。来年また来ます。
6 帯広の猫天ビル
猫天ビルも久しぶり。雨が降る中、雨粒がしたたり落ちてきて汚れが目立つ。雑居ビルになっているが、最上階の7階には猫天レンタル宴会場、5階には猫天レンタルルームが入っている。
猫天レンタル宴会場と猫天レンタルルームもある | 左手は絶対動くはずだ | |
夢の文字も光るはずだ | 夜には肉球が光る? | 猫パンチというスナックが入っていた |
左手は可動式になっていると思われる。首たまには夢の文字。この文字とビル正面の肉球が光る様子をぜひ見てみた。夜の帯広を訪問しなければ。
7 白糠町 カミパラ、今年のパラ吉
白糠町のお祭りカミパラ(カミングロードパラダイス)のポスターを見に行く。昨年はなぜか街中にポスターが見られなかった。今年は例年と同じで協賛店の店頭にポスターがあった。撮影しやすい店を探す。本来なら頂いてきたいのだが、各店に1枚しか配布されないのだそうだ。
今年は珍しく招いていない。パラ吉(カミパラのキャラクター招き猫)もティンパニをたたいている。隣にメス猫がシンバルをたたいている。これは新キャラか?
ハミングロード沿いの店頭で | |
白糠駅舎のポスター | パラ吉ともう一匹はだれ? |
開催場所もハミングロードと音楽に関係が深いし、今年は「みんなに響け。カミパラの調べ」とあるので音楽に関係するイベントを開くのかもしれない。
8 釧路市クリーニングロリエ城山店のシャッター招き猫
お馴染みになった釧路市内にあるクリーニング店ロリエのシャッターに描かれたはたらく招き猫も健在。これを見つけたのもかつて(そうとう前だが)向かいにあったコインランドリー(たしか「ひまわり」だったかな?)を確認しに行ったとき。そういえば銭湯もあったがかなり前になくなっている。近所のホカ弁屋は健在。ちなみにこれまで利用していた南大通りのコインランドリーは閉店していた。便利だったんだけどな。
昨年も書いたがシャッターに描かれた招き猫は店が閉まっているときしか見ることができない。
今年もはたらくアイロン猫 | このお姉さんのファンです |
なお、=^・^=は招き猫といっしょにいるキュートなこのお姉さんのファンだが、店員似かどうかはまだ確認されていない。
9 オシンコシンの滝の生招き猫故ノラくん
有名になったオシンコシンの滝の猫。ウィキペディアにも掲載されている。残念ながら昨年3月に亡くなった。
「ねこれくと」はおそらく全国でいちばんまとまったノラ君の情報源です。
詳細は「ねこれくと」のノラくんファン倶楽部で。
詳細はこちらで 『ノラくんファン倶楽部』へ |
||
店内で見守るノラ君 | ケープ付きノラ君 |
今年度はノラ君の眠る霊園が判明し情報がアップされた。
10 鹿追町の花猫パン屋
以前から気になっていた鹿追町にあるパン屋だがやっと念願かなって取材できた。
陽が落ちかけている時間帯に車を飛ばしてやっと間に合った。
夕日が射し込む | 昨年はドア越しにしか見えなかったマットだが・・・ | どこかで見たことが・・・ |
花ねこパン屋 鹿追町栄町1丁目18番地 営業時間 AM10:00〜18:00 定休日 月・火曜日 |
詳細はこちらへ 『花ねこパン屋に行く』 |
11 美幌町の大吉+α
この大吉?君も美幌の街中を通過する途中に車窓越しに確認している。しかし今回のように車を降りてじっくり見るのは初めてではないだろうか。
じっくり見たので思わぬ発見もあった。
大吉健在 | 上の看板に気を取られて気がつかなかったが | |
せんたくや君と犬のゴソゴシ | こんなところに猫が 名がない |
こんなところに猫くんがいたのね。ただし我が輩はまだ名前はない。
12 美深町長谷川石材の招き猫
美深町の国道40号沿いにある長谷川石材工業の展示場で行き交う車の安全を願っている?招き猫。
毎年も美深町お世話になりました。また来年お会いしましょう。
安全運転してね! | 気をつけてね! | |
---|---|---|
バイバイ!また来年 | ||
また来年も美深町で待ってます |
来年も何もなければまた北海道で避暑生活しているはずだ。どんな招き猫が待っていてくれるだろうか。