江戸張り子(いせ辰)      

江戸張り子(いせ辰)
 種類:紙張り子
 制作地:東京都台東区谷中
 現制作者:菊寿堂いせ辰(販売) いせ惣(制作)

 初代広瀬辰五郎(    ー明治21年(1888))・・・・二代目辰五郎(芳太郎)・・・・三代目辰五郎(鐘三郎)(明治11年(1878)−   )・・・・四代目辰五郎(正雄)(明治39年(1906)−平成6年(1994))・・・・五代目
 
  初代辰五郎が日本橋の団扇問屋、伊勢屋惣右衛門に奉公し、のれん分けをしてもらい同じ日本橋に錦絵と団扇制作の問屋を元治元年(1864)に創業した。手摺り千代紙やおもちゃ絵の版元として


赤い大きな首玉に鈴 左手挙げ
首玉の結び目は大きい     背中に松竹梅
  左手挙げの黒猫


高さ   mm×横   mm×奥行   mm
 
   

    

白に黒い斑の親子猫 青い前垂れをつける
大きな赤い結び目  尻尾はない
親は左手挙げ
仔猫は右手挙げ


高さ   mm×横   mm×奥行   mm
 
   


    



参考文献
招き猫尽くし (荒川千尋・板東寛司、1999 私家版)
全国郷土玩具ガイド2(畑野栄三、1992 婦女界出版社)
おもちゃ通信200号(平田嘉一、1996 全国郷土玩具友の会近畿支部)