今年も深大寺だるま市へ行く2020


 今年も深大寺だるま市がやってきた。まだ少し寒いが春の訪れをうかがわせる市である。今年は初日の3月3日が火曜日なので仕事で行けないはずだったが、新型コロナウィルスで仕事が前倒しになり当日の仕事はなくなった。しかしネット上で調べると深大寺のお練りも中止となり、市への出店は店の判断に任せるとなっていた。店が出ないといくら行けるといっても無駄足になってしまうので事前に会田さんに問い合わせ出店することを確認した。
 天気よし。さて出発。到着は8時を少し過ぎてしまった。
 いつも使用している神代植物公園の駐車場は満車の表示を出して閉まっている。仕方がないので第二駐車場に行く。こちらに駐車するのは初めてだ。
 

今年も猫を買いに行くぞ!!  
 こちら側は出展者用駐車場 この道を進んでいく  まさにザ・武蔵野! 
いつも使用している神代植物公園の駐車場は満車の表示を出して閉まっている。
仕方がないので第2駐車場に行く。こちらに駐めるのは初めてだ。
武蔵野の雑木林を思わせる神代植物公園の木々を見ながら歩いて行く。
北門を通り過ぎ、下っていくとやがて西門が見えてくる。
西門を入ると釈迦堂脇に出る。
 
ここ(西門)から入る

                                          
 ライバルが多いのでまずは会田さんの店へ干支もの猫を買いに。                                  

会田さんの店には
いつもよりたくさんの猫が並んでいる。
いちばん大きな招き猫 今年は猫の数が多いような気がする
 干支もの付き招き猫群  小型宝珠持ち稲荷が  
 
猫整列中 大人買い まだまだ買ってます
今年の干支付きはサイズを考慮しないと猫が3タイプ、
ねずみが2タイプだが組み合わせ6通り全部あるわけではない。
売れたのか製作されなかったのかはわからない。
型は1つしかないので制作する順番にもよるのだろう。
まず在庫がある組み合わせのチェック。
猫斜め座りはねずみの大きさと位置関係から
青ねずみになってしまう。これをチョイス。
そうなるともう1体は黄色ねずみと前座り猫の組み合わせになる。
3体欲しいがそこは我慢。
昨年も見たような・・・
ハイ!猫お買い上げ 標準サイズ稲荷 猫2匹だるま抱き
       
 あまり見かけたことがないネコがいる。猫2匹がだるまを抱いている猫がいるが小さい。
 最近は飾る場所の関係で小さいものが売れるとのこと。
これも最近制作の小型サイズなのだとか。
後ろにオリジナルサイズもあった。
上の「いちばん大きな招き猫」に写っているだるま抱きも小さい。
これも最近の型なのだそうだ。
黒猫もいた。これも新しいようだ。小さい方は2頭身!
目が合ったので買ってしまった。
少し大きい方は来年以降にとっておこう。
稲荷も小さいサイズがある干支付き猫の中で座っているのが小型の宝珠持ち稲荷。
            

             
                                               
 今年も干支ものを2体+黒猫を手に入れた。西の方からやって来たおじさんはもう買い物を終えていた。                                  
 奈良のFさん、注文品引き取らないとなくなるよ。

目的の買いものが終わったので
いったん外に出て山門から仕切り直し。
やはり人が少ない。
今年は暖冬で
すでに梅の花もほとんど散っていた。

本堂にお参り。
深大寺山門    予定していた公開も延期
暖かいので梅も終わってしまった やはり空いているな 本堂前
右に見えるのは本坊旧庫裏 本坊旧庫裏の中では お練りがないのでいつもの供物なし
この空きは出店辞退か? こちらにも空きがある 昔ながらのだるま用竹かご
 岩絵の具で群青で描いた瞳がきれいだ。
根岸さんの店でうかがった。
プロンズを混ぜた金目の上に
瞳を描くのは
耐久性に問題があるのだそうだ。
特に乾燥で剥離が
剥がれやすくなるそうだ。
招き猫のある根岸さんの店    
 毎年だるま市に来ると
内野さんの招き猫リストを
つくるのを忘れていたことに気がつく。
毎年同じことの繰り返しだ。
これでは注文をできない。
 
  招き猫のある内野屋  
とにかく全体的に人出が少なく、
少し寂しいだるま市のスタートであった。 
  英語の説明も登場  

                                                
 元三大師堂にお参りする。こちらも堂の前は空いている。今年は祈願申込者以外はお堂に上がれない。護摩たき法要の時程表を見ても回数が少ないのではないか。
                                             

もうサクラの時期 元三大師堂
お堂前の陶製のだるま 祈願申込者以外お堂には入れない 人がいないと寂しい
左目の阿吽の『阿』、右目の阿吽『吽』

だるまの目入れは
ひとりの僧侶が案内しているが
ここもまだそれほど列はできていない。
僧侶も案内役も皆マスクをしている。
だるま・御札納めどころ
だるまの目入れ まだ空いている
目入れの僧侶もみんなマスク姿。
しかも前に下がっている
ビニルカーテンも

いつもより長め。
みんなマスク

                         
 深大寺の土鈴を見ていく。稲穂を咥えたねずみ土鈴や猫柄のねずみ土鈴など手を出したくなるがここは我慢する。
                  

参道の焼き物屋さん
深大寺土鈴で有名
猫土鈴がある。価格は手頃。
そういえばまだ持っていなかったかな?
干支のねずみ土鈴(猫柄)は
もし以前なら購入していたな。
山積みの深大寺土鈴 深大寺猫土鈴
黒猫白猫が描かれた
ねずみ土鈴なかなかいいな。
価格4000円也
稲穂をくわえたねずみ土鈴 猫柄の大型ねずみ土鈴

               
 今日は早めに帰ろう。元来た道で駐車場に向かう。
 北門の近くにこんな施設があった。深大寺動物霊園。なかなか立派な施設だ。1962年開園と歴史もあるようだ。深大寺の僧侶による七七日の法要も毎週開催されているようだ。
 外観は目立たないが内装の立派な霊柩車が駐まっていた。

 こんなところがあったのだ 絵馬かけ  万霊塔
 個別の霊座   愛猫供養の絵馬を購入
 
深大寺北門  神代植物公園神代寺門
駐車場に戻ると車の数は増えていたが。
天気がいいのに
いつもの混みようではない。

やはり新型コロナウィルスの影響が
大きく影響しているように思われる。
  車の数は増えていた



 今年の深大寺だるま市行きは終わった。明日は天気が悪そうだし新型コロナウィルスの影響あり、人出がどうなるか気になるところだ。
今年はみんなマスクをしているのでネット上にアップする画像にもほとんどモザイクが必要なかった。
                              
                              
 今年の購入猫。今回はこの3点。


その1

 
  支招き猫 2020年

 子付き招き猫1 
 
 横座り青ねずみ付き

                                             
その2

 
    干支招き猫 2020年   

 子付き招き猫2 
 
 正面向き黄色半纏ねずみ付き

                                               
その3

 目が合った小猫 
   ほら、目が合った!
 


 今年は新型コロナウィルスに振り回された日程と内容であった。
 来年は平穏無事な中で開催されることを願っている。